【大阪府大阪市】関西パビリオンに、日本女性の健康課題を発信する「ウィメンズヘルスブース」出展

2025/05/29 15:45 ストレートプレス

Miss SAKEとLuvtelli(ラブテリ)が、大阪・関西万博の「関西パビリオン」において、6月17日(火)〜22日(日)の6日間にわたり、「ウィメンズヘルス」をテーマとした出展を実施。世界中の来場者と「美しさ」について考える。

女性の健康を測る「万博保健室」

「ウィメンズヘルスブース」では、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に呼応し、日本女性が抱える健康課題にスポットを当てた展示や体験プログラムを実施。世界の人々と女性の健康と美について考える機会を創出する。

会場では、最新の測定機器を用いて、女性の健康を測る「万博保健室」で、来場者の現在の健康状態を見える化。

女性の健康において重要となるBMI・体脂肪・ヘモグロビン(貧血の指標)・骨密度を測定し、WHOの基準値に基づきフィードバック。助産師・管理栄養士・看護師を中心とした専門家が、その場で月経・排卵・女性ホルモンへの影響と合わせて望ましい生活習慣に関するアドバイスを行ってくれる。

現代の日本女性が直面する健康課題を解説

さらに、「ウィメンズヘルスブース」内には、OECD加盟国でもっとも痩せている、現代の日本女性が直面する健康課題として、「低体重」「低栄養」「貧血」「骨(運動器)」「月経不順」「不妊」などを分かりやすく解説。それらの課題に取り組む内閣府の「SIP～戦略的イノベーション想像プログラム～」と、各企業・団体の事例及びソリューションが展示され、体験することができる。

Miss SAKEがふるまう甘酒もそのひとつ。発酵文化は腸内環境によいだけでなく、食材の栄養価を倍増させることから、物価高の時代に女性の健康を支える素晴らしい食文化とのことだ。

ウィメンズヘルスをテーマに、様々な専門家やインフルエンサーも登壇する。

Miss SAKEのファイナリストたちが振袖姿で登場

イベント当日は、ユネスコ無形文化遺産である伝統的酒造りや着物文化を世界に広めてきたMiss SAKEのファイナリストたちが、振袖姿で登場。甘酒の振る舞いや来場者との対話を通じ、等身大の当事者として女性の健康課題に光をあて、日本の優れた発酵文化を中心とした食文化についても各国の人々に紹介する。

なお、世界大会を行なっているMiss SAKEは、各国代表のMissがおり、日本発の美しさと知性を誇るミス・コンテストとして日頃からグローバルビューティを牽引。万博には、2025 Miss SAKE India、2025 Miss SAKE Thailand、2025 Miss SAKE Philippinesが来場する予定だ。

世界中の人が好印象を描くBMIを投票で決定

また、16年に渡りプレコンセプションケアに取り組んできたラブテリによると、変わらないのは女性の痩せの深刻さなのだそう。

痩せていることが美の定義となっている日本女性、ティーンエイジャーに「世界の美しさの定義」を知ってもらい、世界中の人が好印象を描くBMIを来場者の投票により決定。来場者には国旗のシールを男女別に好きなBMIイラストに貼ってもらい、6日間を通じて投票が行われる。結果は6月22日(日)に発表される予定だ。

6日間の投票の様子は撮影され、「万博で世界と考える美しさの新基準」をテーマに、来場者のインタビュー動画と体型と健康面・妊娠面への影響をまとめた、学校教育で使える教材が開発される。

この機会に、日本女性の健康課題を世界へ発信する「ウィメンズヘルスブース」に立ち寄ってみては。