【新潟県湯沢町】日本酒体験施設「shop ＆ taproom Flow」OPEN。日本酒の奥深さと楽しさを五感で体感！

2025/05/28 11:00 ストレートプレス

新潟県南魚沼郡湯沢町に本社を構える白瀧酒造が、6月2日(月)、自社の酒蔵敷地内に、新たな日本酒体験施設「白瀧酒造直売店 shop ＆ taproom Flow(以下、Flow)」をオープンする。

継承と開拓の両方に寄り添ってきた白瀧酒造

白瀧酒造の創業は1855年。湊屋藤助が、東京と日本海を結ぶ山脈の麓に位置する越後湯沢の地で清冽な地下水に恵まれた環境のもと、旅人や商人をもてなす為に酒造りを始めたのが起源だ。

それから170年。白瀧酒造は、伝統を守りながらも、代表銘柄「上善如水」に象徴されるように時代の感性を取り入れた革新的な酒造りを続けてきた。継承と開拓の両方に寄り添ってきた白瀧酒造ならではの視点から生まれたアプローチで、「Flow」では日本酒文化の新たな入口として、訪れる人々に自由と多様性に満ちた新しいSAKE体験を提供する。

日本酒文化の新たな魅力を発信する拠点

また、訪日観光客が多くなっているなか、文化やストーリー性のある体験を重視する旅行者が増加し、旅先での「深く心に残る体験」へのニーズが高まっているとのこと。近年、白瀧酒造の酒蔵見学に訪れるインバウンド旅行者の傾向として、国際唎酒師(Sommelier of Sake)などの、SAKEに特化した認定資格保持者が増えているという。

「Flow」は、こうした知的好奇心旺盛なSAKEファンの期待に応える体験を通じて、酒どころ・新潟の玄関口である越後湯沢から世界へ、日本酒文化の新たな魅力を発信する拠点として誕生する。

日本酒と自然、人と文化が繋がる新たな場

雪が溶けて清らかな水となり、田んぼを潤すように、自然の流れに身をゆだね、酒を醸し人を潤す、白瀧酒造の代表銘柄「上善如水」の精神“Go with the Flow”を現代の感性で受け継ぎ、日本酒と自然、人と文化が繋がる新たな場として構想された「Flow」。

施設名の「Flow」は、「循環・流れ・流動」を意味しており、雪・水・米といった自然資源の「循環」に育まれた日本酒を通じて、世界中から行き交う人々の「合流」、感性やアイデアの「交流」を生み、さまざまな「Flow(流れ)」が交わり合う空間で、新しいSAKEカルチャーを醸していく、という願いが込められている。

「Flow」で体験できるコンテンツをチェック

「Flow」で体験できるコンテンツを紹介しよう。

「Flow」では、白瀧酒造の全銘柄が揃うショップと、メダルサーバーで楽しめるタップルームを併設。季節限定酒や、ここでしか味わえない限定商品、仕込み水を使ったドリンク、酒粕を使ったアイスクリーム、地元焙煎のコーヒーなど、「五感で味わうテイスティング体験」を楽しめる。

さらに世界中から訪れる旅人のためにデザインされた、体験型SAKEラボを開設。酒造りの工程や、味わいの違いが生み出される背景を楽しく学びながら、複数のテイストを組み合わせて、好みやシーンにぴったりのシグネチャーSAKEをブレンドする、バイリンガル対応の「自分だけの日本酒を創るブレンディング体験(2025年夏頃開始予定)」が実施される。

映像と音響に包まれながら、湯沢の四季や白瀧酒造の酒造りの様子を感じることができる、「酒蔵の物語を感じる没入型デジタル映像体験(2026年冬頃開始予定)」にも注目。天候や段差に左右されず幅広い世代の方が安全・快適に楽しめる新感覚の蔵見学スタイルで、ストーリー性ある日本酒造りの世界観を深く体感することができる。