【朝からビール】新幹線貸切で行く軽井沢『よなよなエールの超宴2025』で大人の夢が現実に…!

新幹線を貸し切って、軽井沢でビールを飲むフェス! 楽しそうすぎ!
そんな軽いノリで参加した『よなよなエールの超宴 2025』……想像以上でした。
主催は、軽井沢のクラフトビールでおなじみ『ヤッホーブルーイング』。
おしゃれなパッケージで目を引く存在ですが、実は“ファンとの距離が近い会社”としても知られています。
この「超宴」も、もともとはファンとの小さな飲み会からスタートしたそう。それが年々スケールアップし、10周年を迎える今年はなんと——1,000人超えの野外フェスに!
みんなで新幹線を貸切! 朝からビールでご機嫌なスタート

5月17日、朝9時の上野駅。よなよなファンが集まり、新幹線の3両をまるっと貸し切って軽井沢へ!
改札で配られたのは、スタッフさん手作りの「よな新幹線超特急券」と、ニックネームが書ける入場パス。遊び心が早くも全開です。

車内では、赤Tシャツのスタッフさんから「どうぞ~」と手渡される「軽井沢高原ビール」と駄菓子のおつまみ缶セット。最高すぎ……。
午前9時半頃には、車内でさっそく
かんぱ~~~~~~い!!!!!

大人たちが朝からビールで乾杯してる新幹線、なかなかレア。
景品をかけたクイズ大会なども催され、もうこれは完全に……………大人の遠足。

まさかの大雨……だけど「ちょうどいい」!?
軽井沢からバスに揺られてたどり着いたのは、会場となるキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」。
……しかし、空から降ってきたのは、まさかの大雨。めっちゃ雨!!!

楽しみにしていた野外フェスの雨に沈みかける気持ち。
そんな空気を一変させたのがこの方。ヤッホーブルーイング社長・井手直行さん(通称・てんちょー)です。

開会式にインディ・ジョーンズ風の短パン姿で現れたてんちょーさんは、雨の天候を「ちょうどいい」と、にっこり。
ヤッホーブルーイングでは、“それは、ちょうどいい”という考え方が社内に根づいているそうで、「起きた事実は変えられない。でも、どう受け取るかは自分次第」と語るその姿に、胸が熱くなりました。
てんちょーさんのまっすぐな言葉と熱いパッションに、会場のボルテージは一気に急上昇。
そして、缶をプシュッと開けて――

かんぱ~~~~~~~い!!!!!!!!!!
縁結び力が強すぎ……! 人と人をつなぐ、超宴
今年の参加者は、リピーターと初参加組が半々くらい。20歳未満は入場無料ということもあり、家族連れの姿もちらほら。
「鹿児島から来ました!」という猛者、超宴がきっかけで交友の輪が広がったり、なんと結婚した人たちもいるんだとか……! 人生を変えるフェス…!
そんな超宴には、ビールはもちろん、遊び心いっぱいの企画が盛りだくさん。
入場時に配られるのが、超宴2025の特製グラス。ビールの美味しさが最大限に引き立つというとっておきのグラスです。

当日は、会場各所にあるビールサーバーで、この特性グラスにビールを注いでもらいます。

ビールの他にも、音楽ライブやトークショーなどのステージイベント、自分にぴったりのビールが見つかる「推しビール特定本部」など個性豊かなブースがずらり。

お腹が空いてきたので、フードエリアへ移動。
こちらは、地元信州の名物おやきを現代風にアレンジした『neoおやき サまん』。「ロゴ入りでかわいい」という安直な理由で買ってみたら、ふんわり生地×ゴロゴロ具材で大当たり!

さらに、“ひっくり返してみんなハッピー”と題した、味の素冷凍食品によるギョーザ焼き体験ブースも。

緊張しながらフライパンをくるっとして…………パカーン! 大成功!!

「お見事! 今日イチ!!!」とスタッフさん、そして参加者同士も拍手で褒めたたえ合う優しい世界。
北軽井沢スウィートグラス隣接の「TAKIVIVA(タキビバ)」では、その名の通り、焚火を囲みながらビールを楽しむ人々も。

こちらのシェルターでは「よなよなエール大学 ビールグラスセミナー」も開催。3種のグラスで香りや味の違いを飲み比べながら、楽しく学べます。


日帰りでも大満足、だけど本音は「帰りたくない」超宴の夜
超宴、実は日帰りだけじゃないんです。
5月17日の本番をたっぷり楽しんだあと、会場の「北軽井沢スウィートグラス」にそのまま泊まれる宿泊プランも用意。さらに、2連泊の人たちは16日から焚火を囲んでビールを楽しむ、ゆるくて贅沢な前夜祭もあったというから驚き。
そんな“超宴の夜”を彩る目玉企画が、キャンプファイヤーです。

私たち日帰り新幹線組は参加できなかったけれど、雨上がりの澄んだ空気の中、ごうごうと燃える炎を囲む光景に、ただただうっとり。
自然に囲まれながら飲んで食べて、遊んで学べる。この時間……唯一無二すぎませんか……!
神対応の連続!よなよなスタッフさんのサービス精神がすごすぎる
よなよなスタッフさん、“おもてなしの化身”。
当初は何も予定されていなかった、バスでの移動時間のこと。
「ビールが一本、余っていたので!」という理由で、まさかの即興クイズ大会が始まりました。

その場の空気に合わせて全力で楽しませようとする姿勢。そして何より、スタッフさんも全力で楽しんでいるのが伝わってきます。
帰りのバスには、てんちょーさん(ヤッホー代表の井手さん)がサプライズ登場。

車内に響く歓声と拍手。「えっここで!?」と驚く私たちに、てんちょーさんはあいかわらずの満面の笑みで、最後までファンを送り出してくれました。
極めつけには帰りの新幹線。
余韻に浸りながらぼーっとしていると、寒さに冷えた体を気づかって、「温まってくださいね」と、入浴剤のプレゼントがひとりずつに。添えられていたのは、スタッフお手製「ありがとう」の文字が入った、よな新幹線・超特急券。

惚れてまうやろ。
結論:よなよな界隈、全員いい人説
朝の新幹線での乾杯にはじまり、大雨の中での仮装ステージ、餃子のパカーン体験。そして、よなよなファン・スタッフさんらの楽しむ気持ち。
どこを切り取っても、「ただのビールイベント」ではない、人の熱と優しさに満ちた1日でした。
「超宴にいる人、みんな陽気だなぁ」とつぶやきながら、ヤッホーブルーイングのみなさんから、“期待を超えるおもてなし”ってこういうことなんだと、静かに感動していた自分がいました。

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