【プロアマチケット売り上げ総額3.3億円超】男子ゴルフを変える、常識破りの“前澤メソッド”『前澤杯 MAEZAWA CUP 2025』

日本男子ゴルフツアーに新たな風──。

そんな感想をもったのが、前澤友作氏が企画・JGTO(日本ゴルフツアー機構)共催の男子プロゴルフトーナメント「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」。

開催前から注目を集めていたが、フタを開けてみれば「想像のはるか上を行く“リッチ体験”」がそこにはあった。そんな今年から始まった新たな大会の現地の様子をご紹介する。

プロと一緒にラウンドできる新体験、300組が購入。石川遼の指名枠は500万円で落札!

今大会最大の特徴は、プロゴルファーと一緒にラウンドできる「プロアマ戦」の出場権が、1組100万円で販売され、プロの指名にはオークション形式が採用されたことだ。

「えっ、石川遼とゴルフできるってマジ?」「推しのプロを“買える”ってやばくない?」とSNSでも注目を集め、なんと約300組分の枠が購入された。

中でも話題を呼んだのが、石川遼選手の枠が500万円で落札されたこと。落札者は不明だが、「遼くんと500万円(+参加費100万円)で18ホールって考えると、むしろ安い…」という声も聞かれ、富裕層ゴルファーの“推し活”熱の本気度をうかがえる結果となった。

クラブハウスにはレッドカーペット、うん億円級のハイパーカーがずらり、全組ラウンドガール帯同のラグジュアリー空間

ただのゴルフ大会じゃない。会場全体が“エンタメ空間”と化していたのも前澤杯ならではの真骨頂。

クラブハウス入口には、映画祭や授賞式を彷彿とさせるレッドカーペットが敷かれ、来場者の期待感を演出。プロアマ・本戦と全組にラウンドガールが帯同し、参加者を華やかにエスコート。コース脇にはブガッティやランボルギーニなど1台うん億円級のハイパーカーをずらりと展示。会場の至る所には希少な盆栽が展示されていた。「なんでここに盆栽が!?」「F1会場!?」「本当にゴルフ大会会場?」と思わずツッコミたくなるような、他のゴルフ大会とは一線を画す非日常空間がそこには広がっていた。

一部SNSでは、「富裕層向けのテーマパークに迷い込んだみたい」「もはやアート展」といった声もみられた。アート好きとしても知られる企画者・前澤さんのセンスが、会場の至るところに息づいており、“ラグジュアリーかつ映える”空間が随所に演出されていた。ゴルフ好きはもちろん、そうでない人でも楽しめる洗練された設計で、あちこちで写真撮影を楽しむ来場者の姿が見られた。

プロアマチケット売り上げ総額は3.3億円超え! 売り上げは賞金に還元

賞金総額が2億円、優勝賞金も4000万円と国内トップクラスの大会となった今大会で特に驚かされたのが、プロアマ収益が3億3000万円超えたということ。

一部プロアマ枠が売れ残るなど目標額には残念ながら届かなかったというものの、「プロアマの収益で賞金や運営費を賄う」という前代未聞のチャレンジは、十分に成功と言えるだろう。なお、大会全体では約4.5億円の赤字。これはすべて企画者である前澤さんが“自腹”で負担したというが、話題性とインパクトの面では圧倒的な成果を残した。男子ゴルフ界を盛り上げたいという前澤さんの思いは、確実に形になり始めている。

ゴルフ大会の域を超えた、新しいエンターテインメント

あの前澤さんが仕掛ける男子ゴルフの新規ツアー。常識を軽々と飛び越えてくるだろう――そんな期待が渦巻く中で開催された「前澤杯」は、やはりただのゴルフの大会ではなかった。

そこにはゴルフという枠を超えて設計された、ラグジュアリーで心躍るエンターテインメント空間。ずらりと並ぶ億超えのハイパーカーに目を輝かせる来場者、憧れのプロと談笑しながらフェアウェイを歩く参加者、ラウンドの合間にシャンパンを次々と開けるプロアマ参加者……。他のどんな大会でも見られない、非日常の光景が至るところにあった。

「どこで、誰と、どんな空間で、どんな気分で楽しむか」——ゴルフのプレーそのもの以上に、そうした“体験のシーン”が丁寧に設計されていたのが前澤杯だった。一流のプロとの交流や特別な演出、思わず誰かにシェアしたくなる空間設計など、ゴルフの枠を超えた新しい楽しみ方が広がっていた。来年以降の前澤杯がどんな体験をもたらしてくれるのか、今から楽しみでならない。

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