鶏むね肉に飽きたら「ピザ」にしてみて。シェフの“裏技”を使えば、焼いても段違いのふわふわ感だよ

撮影:宗野 歩
たんぱく質が摂れてヘルシーなのは分かっているけれど、食べ続けると飽きてくる「鶏むね肉」。
食欲をそそるパンチのある味で、簡単にできる料理がないものか……と思っていたら、目からウロコのアイデアを発見!
その名も「鶏むね肉のPizza風」。
むね肉そのものを生地代わりにして、大好きなあの味付けでいただくというレシピです。
イタリアンの名店「オステリア ルッカ♡東4丁目」のオーナーシェフ、桝谷周一郎さんの著書『これより旨い鶏料理を僕は知らない』(宝島社)からご紹介します。
まずは「鶏むね肉」の下処理から
「むね肉は硬くてパサつく」イメージがありますが、桝谷シェフ流の下処理をしておけば、しっとりと柔らかくなって、加熱してもふかふかに。
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(以下、画像は本書12ページより)
1. 水1.5 Lに対し、精製塩大さじ1を加え、むね肉をつけて3~4時間置く(できればひと晩置くと、よりやわらかく)。
2. 中央に包丁を入れて切り離さないように開く。
3. 繊維を断ち切るように縦に細かく切り込みを入れる。(『これより旨い鶏料理を僕は知らない』12ページより引用)
これで下処理は完了。あとは塩こしょうで下味をつけたり、小麦粉をまぶしたり。いろいろなレシピに展開できますよ。
鶏むね肉をピザ生地代わりに!「Pizza風」のつくり方

(画像は本書50ページより)
<材料(2人分)>
鶏むね肉…1枚 小麦粉…適量 ピーマン…1個 玉ねぎ…1/2個 【A】トマトソース、トマトケチャップ…各大さじ2 サラダ油…大さじ2 溶けるチーズ…大さじ2 粉チーズ…適量 イタリアンパセリ(みじん切り)…適量 <つくり方>
1. むね肉は皮を取って2枚になるようにそぎ切りにし、縦に細かく切り込みを入れる。
ラップで挟んでめん棒などで薄くなるまで叩き、小麦粉を全体に薄くまぶす。
※焼いた時に縮まないよう切り込みは必ず入れる。2. フライパンにサラダ油をひいて熱し、1を入れて両面焼く。
3. ピーマンは半月切りにし、玉ねぎは薄切りにする。
4. 2を天板に乗せて混ぜ合わせたAを塗り、3、溶けるチーズ、粉チーズをのせてオーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
※フライパンでもOK。その場合はフタをしてチーズが溶けるまで焼く。5. 器にオリーブオイル(分量外)を敷いて4をのせ、イタリアンパセリをふる。
(『これより旨い鶏料理を僕は知らない』50ページより引用)
たんぱく質が摂れて罪悪感ゼロ。これは定番になりそうです
安くて優秀だけど、美味しく調理するのは難しいと思っていた鶏むね肉。
今回、買ってきてすぐに桝谷シェフの下処理を試してみたところ、焼き上がりのふんわり感が段違いでした。
薄く伸ばした鶏むね肉をこんがり焼いて、ソースと野菜とチーズをのせてとろけさせたら、まさに「ピザ」!
簡単なのに食欲を刺激する味わいで、ピザ生地を使わないからカロリーも控えめ。
ダイエット中にピザが食べたくなったら、迷うことなくこれをつくろうと思います。

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