【北海道旧椴法華村(函館市)】難読漢字を覚えて、北海道らしい気候を感じよう

北海道旧椴法華村(函館市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、北海道旧椴法華村(函館市)を写真とともに紹介する。

Vol.416/北海道旧椴法華村(函館市)

クイズ番組の難読漢字で、たまに北海道の地名が登場する。興部、標茶、弟子屈、音威子府、足寄…。とにかくぼくの場合読めるかどうかは単純で、「行ったことのある地名は読めるし、行ったことのない地名は読めない」だ。

なので、初めて訪れる「椴法華」はなんじゃこりゃ、という感じで、「とどほっけ」と読むと分かってからも、「ほとどっけ」「とほどほっけ」と習得までに時間がかかった。

今はもう、「とどほっけ」とスラスラ読むことができる。

市街地に着いたときは晴れていたが、大きな低い雲がバサァーっとやってきて、みるみるうちに霧に包まれた。雨雲ではなくて霧の集合体のような雲だったが、北海道はほんとうに一瞬で天気が変わるなと思う。癖を掴んでおかなきゃ。

旧椴法華村へ

低い雲が、目で雲が動いているのがよくわかる

恵山岬へ

水無海浜公園。干潮時に入れる温泉がある

椴法華郵便局。かっこいい!

龍のように。北海道の雲はぜんぜん違うなあ

市街地から海岸線を進み、恵山岬にも訪れた。白色の灯台が建っており、さらに先へ進むと、水無海浜温泉があった。ここは干潮時に温泉が現れるという珍しい温泉だ。混浴になるので、推奨は水着を着ての入浴だ。観光客の人たちも、ちょうど温泉を目指しているようだったし、遠目に見ると、すでに入浴している人たちがいた。こちらは地元の方かもしれない。ぼくは水着を持ち合わせていなかったので、入浴しなかったものの、知る人ぞ知る、秘密の温泉である。いやあ、リベンジしたいなあ。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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