ネットで宝くじ共同購入が話題 / AIに聞いた結果「利益期待するなら非現実的」「宝くじはほぼ負けるゲームです!」

いまインターネット上で宝くじの共同購入が話題となっている。宝くじ公式サイトでは、公式として宝くじの共同購入システムを導入しており、お互い知らない人同士で共同購入できることから、気軽に参加している人が多いようだ。

宝くじの共同購入はとてもカンタン

宝くじの共同購入をする方法はカンタンだ。誰かが共同購入のグループを作り、グループ制作者となる。その人がグループのURLリンクをSNSやブログ等で告知し、グループを知った人たちが宝くじを共同購入する。

当選金は購入した枚数に応じて分配される

当選金の分配割合は宝くじを何枚購入したかにより変化する。1等が当選しても、共同購入なので、購入した枚数に応じて分配されるため、満額もらえることはない。……が、宝くじの枚数は多くなるため、当選確率は上がる。

千単位の宝くじの共同購入グループも存在

実際に宝くじの共同購入グループをいくつか見てみたところ、数十枚のグループや、数百枚のグループ、千単位のグループも確認できた。千枚以上も買えば、高額当選の確率もグンと上がる!? かなり期待してイイかも?

そこで今回、バレンタインジャンボ宝くじの共同購入の総数3500枚のうち400枚を自分が買ったと想定して、その当選確率と当選金見込みはいくらになるのか? 買うべきなのか? 期待していいのか? AIであるChatGPTとGrok3に聞いてみた。

<AI ChatGPTによる宝くじの共同購入への意見>

1等が当たる確率は共同購入全体で0.00035枚(約0.035%)

あなたの取り分では0.00004枚(約0.004%)

1等(2億円)が当たる確率 → 0.004%(25,000人が400枚ずつ買って1人)

3等(100万円)が当たる確率 → 約1.2%(400枚買って100回に1回)

6等・7等(300円、3,000円)は ほぼ確実に当たる

共同購入でのあなたの期待当選金額は約58396円(還元率48.7%)

400枚買っても1等当選確率は0.004%で、ほぼ当たらない

3等(100万円)も1.2%なので、現実的には厳しい

現実的には6等(3000円)、7等(300円)しかほぼ確実に当たらない

120000円使って、平均約61604円の損失が見込まれる

小さい当たり(300円、3000円)は確実にあるけど、大当たり(100万円以上)はほぼ期待できない

夢を買うならOK、利益を期待するなら非現実的

<AI Grok3による宝くじの共同購入への意見>

あなたが400枚分(投資額12万円)で儲かるかどうかは運次第ですが、期待値ベースでは約1408円しか戻らず、約11万8592円の赤字です。

現実的には、7等(300円)や6等(3000円)が当たりやすく、1万2000円程度戻る可能性が高いと予想します。それでも約10万8000円の赤字になるでしょう。高額当選でも引かない限り、儲けは出ません。宝くじはほぼ「負けるゲーム」です!

誤解しないでほしいのだが、この記事は、けっして宝くじのネガキャンをしたいわけではない。シンプルに現実を知りたいだけなのだが、AIは「夢を買うならOK」「利益を期待するなら非現実的」「宝くじはほぼ負けるゲームです!」と考えているようだ。

儲けようとするなら買うな! 娯楽として買うならオーケー?

宝くじで高額当選をした人がいるのは事実であり、必死になって当てたい人もいれば、当たらなくとも楽しんで買っている人がいるのも事実。

しかし、現実は、限りなく当たりにくい! なので、儲けようとするなら買うな! 娯楽として買うならオーケー! ……と、AIは言いたいのかもしれない。

娯楽として楽しむために宝くじを買うのならばアリ? どう思う?

100枚買っても、1000枚買っても、3000枚買っても、ほぼ当たらないという現実。それを知ったうえで、理解したうえで、承知のうえで、娯楽として楽しむために宝くじを買うのならばアリかもしれない!? 皆さんはどうお思いだろうか。

<宝くじの収益金の使い道 / 宝くじ公式サイトより>

「宝くじは、販売総額のうち、賞金や経費などを除いた約40%が収益金として、発売元の全国都道府県及び20指定都市へ納められ、高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修などに使われています」




※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト「写真AC」より引用
※記事内グラフ画像は宝くじ公式サイトより引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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