人気ゲーム『アクアリウムは踊らない』にCVと新規シナリオを追加したSwitch版のリリースが決定

ホラーゲーム『アクアリウムは踊らない』Nintendo Switch版のリリースが決定した。Nintendo Switch版では、キャラクターボイスや新規シナリオが追加予定。発売時期は2025年が予定されており、現時点で価格は未定となっている。

たった1人で完成させたホラーゲームが大ヒット！ 『アクアリウムは踊らない』

『アクアリウムは踊らない』は、ホラー嫌いの作者・橙々（だいだい）がたった1人で8年間という歳月を費やし開発・完成させたフリーホラーゲーム。同作は2024年2月のリリースからわずか2日間で10万DLを達成。その後もプレイ実況やSNSでの口コミを受け、2025年2月現在で55万DL突破という大ヒットを記録している。

同作の主人公は、親友のルルとともに「ビアンカ水族館」を訪れた少女・スーズ。しかし、ふとした瞬間ルルの姿を見失い、探すうちに水族館とはまったく異なる不気味な世界へ迷い込んでしまう……。プレイヤーはスーズとしてルルを見つけ出し、水族館から脱出することに挑む。

Nintendo Switch版では、スーズ役に黒沢ともよ、レトロ役に花守ゆみり、ルル役に佐藤聡美、キティ役に釘宮理恵、クリス役にたみやすともえというキャスティングでメイン5ヒロインのキャラクターボイスが実装される。また、新規シナリオパートのゲーム制作は橙々自らが担当。さらに、UIデザインや今回描き下ろしイベントCGの追加・アップデートも行われているとのこと。

『アクアリウムは踊らない』Nintendo Switch版　特報PV：
https://www.youtube.com/watch?v=ypjfVvco3yQ

作者・橙々とキャスト5名のコメントも到着

今回のNintendo Switch版発売決定に際し、作者・橙々とキャスト5名のコメントが発表されている。

ゲーム作者：橙々コメント

まさに「命が宿ったゲーム」です。
私の命みたいなものです。
私の命、買えます。

元々、初めてなりに一生懸命磨き上げたシナリオではあったのですが、声がついたことにより感動の程度が桁違いです。
ダイヤモンドくらいピカピカしました。

もうすでにプレイした方も、もう一度感動の答え合わせができる……そんな素晴らしい内容です。
ぜひお手に取ってみてください。

そういえば、一枚絵を描き直したり、マップも綺麗にしたりしたのでついでに見てってください。
ついででいいです。
あばよ。

スーズ役：黒沢ともよコメント

皆様に愛されて止まない『アクおど』がさらにパワーアップして帰ってくるということで、私自身もとても楽しみです。
先生のさらなる愛を、みんなで全身で受け止めましょう！！

レトロ役：花守ゆみりコメント

静かで、綺麗で、切ない。
素敵な作品の思い出を彩る声になれるよう、精一杯演じさせていただきました。
アクアリウムの世界をどうぞお楽しみに。

ルル役：佐藤聡美コメント

『アクおど』を知らなかった方にも、気軽に作品に触れてもらえる場所が増えて嬉しいです。
それにしても、「ホラー嫌いが作るホラーゲーム」だなんて、すごく心惹かれるフレーズですよね…！
ホラーが好きなあなたも、苦手なあなたも、散りばめられた秘密を解きながらストーリーをお楽しみください。

キティ役：釘宮理恵コメント

不思議な世界で楽しく遊びつつ、サスペンス味のある空気をひしひしと感じられるのではないかと思います！
みなさまに楽しんでいただけると何より嬉しいです！

クリス役：たみやすともえコメント

『アクアリウムは踊らない』にいろんな形で興味を持ってくださった皆様、ありがとうございます。
クリス役を担当いたしましたたみやすともえです。
もしかすると多くの皆さまは既に『アクおど』をプレイ済みなのにも関わらず、ボイスがついた今作を購入してまた楽しんでくださるという、『アクおど』愛溢れた皆様かもしれませんし、話題になっていた『アクおど』がボイス付きになった今回から体験しようとはじめて手に取ってくださった方々かもしれません。
私は、元々個人でYouTube配信をしておりまして、はじめて『アクおど』に触れたときもゲーム実況でした。
引き込まれるように楽しくプレイをさせていただいた日から、配信を原作者の橙々さんが見にきてくださって、そのままクリス役に抜擢されるという異色の経緯で今作に参加させていただきました。
僅か1年の間に、脅威のDL数、数々の展開、RTA（笑）等など数々の偉業を打ち立てた『アクおど』ですが、私にとってもこんな事起きるんだ……という特別な作品となりました。
皆様にとっても特別な体験となる1本になるよう願っております。

（c）daidaisan,Gotcha Gotcha Games,Frontier Works,2025

(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)