病気の子どもを応援する「ガチャガチャプロジェクト」継続のため、チャリティ米を発売

2025/02/17 20:30 ストレートプレス

病気と闘う子ども達とその家族を応援するプロジェクトサンタは、2017年の法人設立時より展開している「ガチャガチャプロジェクト」を継続して実施するため、“楽しくチャリティ”を可能にするチャリティ米「結びの神」を、1月23日(木)より販売している。

「ガチャガチャプロジェクト」について

「ガチャガチャプロジェクト」とは、クリスマスや特別な日ではない日にも、病気と向き合っている子どもたちを応援する方法はないだろうか、日々の辛い治療と向きあっている闘病中の子ども達を応援し、少しでも前向きになってもらえたら、という思いから始まったプロジェクト。日本中の病院にガチャガチャを設置し、継続的な景品提供を行う活動だ。

現在11病院に設置・運用しており、医療現場からは、注射や痛みを伴う検査など、毎日しんどい環境にいる子ども達に、「ガチャガチャが引けるよ！」と声を掛けると、彼らなりに治療に立ち向かう気持ちを持ってくれるという声が届いているという。

また、看護師さんから、「薬がなかなか飲めない、お風呂に入らない、ご飯が食べられない、院内学級に参加できない、リハビリが痛くてできない等、子ども達の状況に合わせて頑張る力を貸してくれています」という声も届いているとのこと。

さらに、コロナ禍以降、院内イベントの実施が難しくなっている現状において、ガチャガチャが子どもたちの大切な笑顔の元になっているようだ。

子ども達の笑顔に出会い続けるために

しかし、一旦ガチャガチャを設置すると、そこからは景品の継続提供が必要となる。つまり、活動資金の捻出が最優先事項となる。

そこで、この課題を解決する一つの方法として、チャリティ米「結びの神」を販売し、その売上の一部をガチャガチャの運営費用に充当することにした。

単なる寄付活動ではなく、寄付者が好むモノを購入し楽しむことで、自然とチャリティに参加できてしまうというWIN-WINの仕組みにより、チャリティへのハードルが下がり楽しめる、という点は、継続的な参加を可能にするとの考えだ。

チャリティ米「結びの神」販売の経緯

プロジェクトサンタでは、チャリティ米以外に、母の日やクリスマスにスタッフでセレクトした“美味しいもの詰め合わせ”を販売し、「ガチャガチャプロジェクト」の費用として運用する「ギフトボックスプロジェクト」を実施している。

プロジェクトサンタのあらゆる活動のテーマは、「楽しく、気軽に、気付けばチャリティが出来ている！」こと。そして、ただ寄付するだけでは継続しにくいというデメリットがあるが、寄付者にとってもメリットのあるモノ・コトが届き、幸せな気持ちになりながら誰かの役に立てるならどうだろうか。しかも、それが毎日必要なものであれば寄付を継続しやすいのでは？と考えた。

プロジェクトサンタがそんな商品を模索していたときに出会ったのが、H＆E代表取締役の木学裕哉氏。その木学氏から紹介されたのが、三重県伊賀産伊勢神宮奉納銘柄米「結びの神」だったという。

プロジェクトサンタは、木学氏から紹介された、「結びの神」の生産者・ツーライフ農園の北出茂樹氏にも会いに行き、米作りにかける想いも聞いてきたそう。

三重県の気候や風土などの条件を活かしてお米を作り上げ、売る人・買う人がリレーし、お米が家庭や飲食店で人と人を結びつける。そうして色々な出会いや縁が生まれますように、という願いを「結び」という名前に託しているという北出氏の考え方が、プロジェクトサンタが大切にしている「楽しくチャリティ」に通じるものを感じたという。

こうして、チャリティ米「結びの神」の販売に至った。