広島アンデルセンのシェフが生産地を訪ねて出会った「広島のおいしさをめぐる」お食事会が開催

2月25日(火)に広島アンデルセンで一夜限りのスペシャルディナー「広島のおいしさをめぐる」お食事会が開催される。

今回のお食事会では、広島アンデルセンのシェフ、パティシエ、ベーカーの7名が生産地を訪ねて出会った食材を使って、その土地や風土、歴史、文化などに触れ、生産者との交流の中で感じた想いを料理に込めて表現する。シェフたちが案内役となり、広島の今が旬のおいしさを旅するように巡る趣向だ。

シェフが生産地で出会った7つの食材

広島の食材といえば、牡蠣やレモンをイメージする人が多いかも知れないが、広島にはまだまだとっておきの食材がいっぱい。今回の「広島のおいしさをめぐる」お食事会で使用される7つの食材は、北は庄原市から南は尾道市、東広島市まで広島県内各地から集められたもの。

庄原市七塚町の「比婆牛」に、広島市佐伯区湯来町からは「久保正彦の低温殺菌牛乳」と「サゴタニ牧農ヨーグルトきび糖」、山県郡北広島町の「八幡高原フレッシュラム」も登場する。尾道市因島の「尾道パパイヤ」や、大竹市阿多田島の「広島レモンサーモン」、東広島市八本松町の「焙煎落花生(おおまさり)、7つの食材がピックアップされた。

7人のシェフが表現する広島の旬のおいしさ

コースのメニューは、アンデルセンのシェフ、パティシエ、ベーカーの7名がそれぞれに腕をふるう。

Amuseを担当するのは、松木秀則シェフ。メニューは、「湯来・サゴタニ牧農・低温殺菌牛乳とバゲットのパンペルデュ 苺のセックと生ハムを添えて」。湯来町の自社農場で土づくりからこだわって牛を育てるサゴタニ牧農の牛乳を使ったひと皿だ。

Hors d’oeuvreを担当するのは、広島アンデルセン料理長の中川幸二。メニューの「芸北 自然豊かな高原で育てられた前ファーム仔羊をパテに仕立てたスメアブロ」には、前ファームのラム肉が使われる。

Soupeを担当するのは、栗塚一斗シェフ。メニューは、「尾道 青パパイヤと鮑のスープ 肝とレンズ豆を添えて」。尾道市の南、温暖な気候が特徴の因島で育てられた青パパイヤをスープで提供する。

Poissonを担当するのは、北山貴浩シェフ。メニューは、「じゃがいもガレットを纏った阿多田島 広島レモンサーモンのマリネ 軽いミキュイに仕立てて タイム風味」。広島県の南西部に浮かぶ阿多田島で広島県産レモンを給餌し育てた広島レモンサーモンは、臭みがなく、歯応えとその弾力が魅力だ。

Viandeを担当するのは、広島アンデルセン総料理長の上田達生。メニューは、「比婆牛もも肉の塩釜包み焼き グレービーソースと県北・庄原の野菜を添えて」。広島県を代表する和牛ブランド「比婆牛」は、あまり市場に出回らない希少なもの。この機会にぜひ味わいたい。

Dessertを担当するのは、パティシエの谷昌彦。メニューは、「八本松 脇農園 焙煎落花生で作ったバタークリームのエクレア そのクロカントとバニラアイスを添えて」。東広島市八本松で農薬を使わずに育てられた落花生をデザートに仕上げる。

そしてBreadを担当するのは、広島アンデルセンベーカー長の平岡憲治。シェフ、パティシエが腕をふるう料理に合わせて食事の楽しみが広がる、広島アンデルセンならではのパンを焼く。

また、ワインやシードルも広島県産が用意される。広島三次ワイナリーの「TOMOÉシャルドネクリスプ」や「TOMOÉメルロー」、奥出雲葡萄園と芸北産りんごを使用した「アンデルセンファームのシードル2023」など、広島のおいしいひと皿とともに味わいたい。

予約は現在、WEBで受付中だ。牡蠣やレモンだけじゃない、広島アンデルセンのシェフたちが腕によりをかけた広島グルメを堪能してみては。

■「広島のおいしさをめぐる」お食事会
日時：2月25日(火)18:30〜21:00
開催場所：広島アンデルセン　5Fスカンジナビアホール(住所：広島市中区本通7-1)
定員：40名(予約サイトにて要予約)
料金：一人14,000円(税込)

予約サイト：https://reserva.be/hiroshimaandersenculture/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=62eJwzMTUzNjQAAARKATQ&ctg_no=96eJwztDQzMgcAAxsBCg
公式サイト：https://www.andersen.co.jp/hiroshima/
公式インスタグラム：https://www.instagram.com/hiroshima_andersen_official

(熊田明日良)