【福岡県中間市】地方創生型障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ中間農園」、7月オープン

JSHが、今年7月、福岡県中間市にて、地方創生型障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ中間農園」を新規オープンする。

地方在住の障がいのある人の雇用機会を創出する農園

地方創生型障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ農園」は、就労機会に恵まれない地方在住の障がいのある人の雇用機会を創出する農園。都市部と地方の就労機会の格差を無くすことにつながることに加えて、就労機会の提供を通して、自立を後押しすることで、社会構造的不平等の解消につながるという。

同農園では、就労希望者や関係者(家族、関係機関等)を対象とした定期的な見学会を実施。見学会を通して、農園での業務内容を確認してもらった上で、就労してもらっている。

実際に就労をスタートする前に働く場所の雰囲気や設備を体験できるので、はじめて就労をする人も安心して働ける環境となっているようだ。

充実した定着支援体制

さらに、障がい者にとっても企業にとっても大切なのは“長期的な就労”ということで、「コルディアーレ農園」では、精神科訪問看護の知見・ノウハウを最大限に活用し、定着を支援。単に人材を紹介する事業ではなく、充実した定着支援体制を取っている。

「コルディアーレ農園」は現在、長崎県長崎市・五島市、宮崎県宮崎市・日南市・都城市・三股町、熊本県熊本市、佐賀県三養基郡上峰町、福岡県久留米市・大牟田市・北九州市・糟屋郡新宮町、大分県大分市、北海道札幌市、岡山県岡山市に展開。

7月にオープンする「コルディアーレ中間農園」は、福岡県では6カ所目、全体で23カ所目の農園となる。

コルディアーレ中間農園について

「コルディアーレ中間農園」は34区画を備え、102名が就労が可能。「精神科訪問看護の知見を活用した職場環境(看護師常駐、関係機関との連携)」「障がい特性問わず活躍できる環境(通勤サポート、自己実現に向けた想いを支援)」「能力開発への取り組みに向けた充実の支援体制」「衛生環境が整った水耕栽培業務(持続可能な業務)」が特徴で、障がいのある人が安心して就労できる環境を整えているとのことだ。

JSHについて

「コルディアーレ農園」を営むJSHは、「人を通じて、喜びを作り、幸せを作る。」の企業理念のもと、「顧客、利用者とともに、地域社会のために、誠心誠意」を行動指針として事業を展開。100名を超す看護師が在籍しており、精神科訪問看護の知見・ノウハウを活用し、地方に在住している障がい者を雇用する“新しいカタチの障がい者雇用支援サービス”を提供している。

JSHは、今後も引き続き、障がいのある人の就労機会の創出を通じて、地域社会に貢献していくとのこと。

地方の障がいのある人の就労機会の創出によって、社会構造的不平等の解消につながる、障がい者雇用の新しい選択肢に注目だ。

■コルディアーレ中間農園
住所：福岡県中間市岩瀬一丁目7番2号

JSH：http://www.jsh-japan.jp/#company
コルディアーレ農園：https://www.jsh-japan.jp/cordiale-farm/

(佐藤ゆり)