ブーム・スーパーソニックのデモ機「XB-1」が初めて超音速飛行に成功
1月28日(現地時間)、米コロラド州デンバーのブーム・スーパーソニックはデモ機「XB-1」が初めて超音速飛行に成功したと発表しました。
同社ではマッハ1.7で64~80人が搭乗可能な超音速旅客機「オーバーチュア(Overture)」を開発中。「XB-1」にはオーバーチュアの主要機能のほとんどが搭載されています。
XB-1 First Supersonic Flight(YouTube)
https://www.youtube.com/live/-qisIViAHwI?si=cHbZwhVyKDkV3gA3
2024年3月の初飛行からこれまでに11回の有人テスト飛行を実施している「XB-1」。超音速飛行を成功させるため、カリフォルニア州のモハーヴェ空港・宇宙港から飛び立ったテスト飛行の様子はライブ配信されました。
「XB-1」は高度3万5290フィート(約10.8キロ)に到達した後、音速を示すマッハ1を突破。最終的にはマッハ1.122まで加速することに成功しました。
オーバーチュアは完成前ながらすでに日本航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空といった航空会社から130機以上の予約注文を受注しています。
※画像とソース:
https://boomsupersonic.com/flyby/boom-achieves-supersonic-flight
(執筆者: 6PAC)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。