工芸美術きものと染織工芸品を創作、制作する福田喜が「シルクアートパネル」を発売!
日本の四季の美しさを、長年受け継がれる刺繍、染め、箔加工の技で、工芸美術きもの・染織工芸品に写し取る福田喜は、1月に日本の伝統美を現代のライフスタイルに取り込む「シルクアートパネル」の販売を開始した。
福田喜の伝統技術から生まれる「シルクアートパネル」。同社は、忙しい現代の生活の中でも、日本の美とアイデンティティを身近に感じ、心やすらぐひと時を演出するとともに、伝統技術を未来へと受け継いでいく、新たな表現のひとつとして取り組んでいきたいと考えている。
「シルクアートパネル」の開発への想い
「シルクアートパネル」の開発背景を紹介しよう。日本の刺繍は、着物や帯に施されることで染め物や織物の技法とともに、西洋とは異なる独自の進化を遂げてきた。福田喜は、昭和2年刺繍業を開業して以来その技を磨き、昭和46年には創作きものメーカーに。移り変わる日本の自然の刹那の美しさを、着物の世界に写し取っている。
その精巧な技で、前代表の故・福田喜重さんは、重要無形文化財保持者として人間国宝に認定された。
しかし現代では、多くの人にとって和装はハレの日や特別な日の装いとなり、着物を着用する機会は、以前よりも減少傾向にあるという。そのような現代のライフスタイルの中で、かつては身にまとっていた日本の四季の美しさを、空間に設え、まとわせる新たな伝統技術の表現として、今回「シルクアートパネル」の制作を開始した。
長年受け継がれてきた伝統や技術、思いを、新しい形で未来へと繋いでいく表現のひとつとして、また、着物を着る人々だけでなく、日本の美の世界観を感じてもらえるアートとして、さまざまな人に提案したいと同社は考えている。
さらに今回、福田喜は「シルクアートパネル」制作の開始にともない、公式オンラインショップを開設した。この機会にチェックしてみては。
福田喜について
福田喜は、昭和2年の創業以来、日本の文化や伝統を守りながら、刺繍と染め、箔加工を用いて工芸美術きものと染織工芸品を創作、制作している企業。
同社は、伝統や技術を守り、育て、受け継いでいくことにとどまらず、革新を恐れず、新しい時代に合った独創的な取り組みで、さまざまな商品を展開していきたいと考えている。日本の文化や、日本人のアイデンティティを、確かな技と思いで未来へとつなげていくことを目指す考えだ。
はっとするような刹那の自然の美しさを、繊細かつ、確かな存在感をもつ刺繍で表現する福田喜の技術は、見る人を一瞬で魅了する。
また、多彩な文様表現で自然の美しさや生命力を、点と線、面や立体で構成される文様として写し取る。
自然の色合いを描き出すために、基本技法十種類を活用し、その表現は数百種にものぼるという。そこから生み出される文様は、独自の深みと繊細さを併せ持つ美の表現となるのだ。
金銀箔や金泥は、豪華で格式高さを表現する技法として古くから使われている。同社では、繊細な刺繍と組み合わせることで、金銀箔や金泥が醸し出す光沢と緻密な糸使いによる刺繍の美が融合し、上品でありながらも豪華で格式高い文様を表現。
さらに工芸染繍研究所では、分業が一般的な染織工芸の分野において、染め・柄付け・刺繍まで一貫して対応している。職人の手作業の技術を間近で見ることができるのも福田喜の工房ならではの特徴だ。工房や作品に興味がある人は、公式HP内の問い合わせフォームから問い合わせてみよう。
この機会に、福田喜が手掛ける「シルクアートパネル」についてチェックしてみては。
福田喜公式オンラインショップ:https://fukudaki.shop-pro.jp
福田喜公式HP:https://fukudaki.jp
(ソルトピーチ)
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