地域の農産物で特産品を!福島米を使ったお菓子を開発する杉田商会の新商品は“あられ”


東日本大震災から福島県浜通り(原発事故被災地)で復興支援を行う杉田商会は、地元の米を原材料にしたお菓子の開発を進めている。今回、新商品として「鈴鹿あられ 黒こしょう味」「鈴鹿あられ しお味」が完成した。

福島県川内村と飯舘村のもち米を使用


「鈴鹿あられ 黒こしょう味」「鈴鹿あられ しお味」の原材料には、福島県川内村と飯舘村のもち米を使用。容量20gの食べ切りサイズとなっている。

地元の特産品として、お土産やおやつ、お酒のおつまみにもぴったり!もち米の風味を損なわないよう薄味に仕上げている。


また「鈴鹿あられ」の「鈴鹿」は、三重県鈴鹿市にある「鈴鹿あられ」に商品化を協力してもらったことから商品名に採用している。

なお、商品はとても割れやすく輸送中に割れることがある。湿気に注意して保管しよう。

福島県飯舘村にある道の駅での販売がスタート

2つの商品は、福島県飯舘村にある道の駅で発売中だ。原材料の地元を主に販売を展開するほか、東京電力福島第一原発事故を風化させないために東京都内での販路も広げていく。

震災後から原産地の川内村と飯舘村でも水稲栽培をはじめ第一次産業が復興再生するなか、杉田商会は地元の農産物を活用した特産品の重要性を考えている。しかしながら、福島県浜通りは東京電力福島第一原発事故の影響で商業や産業は復興道半ば。今回のあられ商品化のように県外で製造して商品化することは少なくないという。

「鈴鹿あられ 黒こしょう味」「鈴鹿あられ しお味」の希望小売価格は、各275円(税別)。オンラインショップBASEでも購入できる。今後は、順次道の駅や小売店など販路を拡大していく。また、販売店を募集中だという。

被災地活動テーマを「ふるさと創造」へ


杉田商会は、東日本大震災による東京電力福島第一原発事故の風評被害払拭に取り組みはじめ、現在は被災地活動テーマを「復興支援」から「ふるさと創造」と視点を変え、被災地の農産物を使った商品化やコミュニティづくりに取り組んでいる。


杉田商会のその他のオリジナル商品には、「ポン菓子しょうゆ味」、


「ポン菓子こざかな味」、


「草加せんべい」、「飯舘村かぼちゃ入りドレッシング」などがある。

この機会に、福島県産のもち米を使用した新商品「鈴鹿あられ 黒こしょう味」「鈴鹿あられ しお味」をチェックしてみては。

杉田商会HP:https://sugita311.roukyou.gr.jp
杉田商会オンラインショップBASE:https://sugita311.base.shop

(江崎貴子)

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