【イベントレポ】〈SAKKA FES〉ふるっぱー、リルネードらがヤマモトショウを祝福
1月16日に横浜1000CLUBにて〈SAKKA FES Vol.02
音楽作家を主役にしたフェスの第二弾は、今年作家活動10周年を迎えたヤマモトショウをフィーチャー。これまでに楽曲提供をおこなったアイドル、そして出演オーディションを勝ち抜いた優勝者が集結し、生バンドをバックに熱くキュートに祝福した。
この日の来場チケットは完売し、ニコ生で有料生配信も行われた。会場ではオフィシャルスポンサーを務めるJASRACのクリエイターDXプラットフォーム「KENDRIX」ブースも設置され、モバイルバッテリーの先着プレゼントという太っ腹な施策も。
フロアを埋めつくす満員の観客に見守られて開演。トップバッターは出演オーディション優勝者の
ヤマモト「10年作家やれたのはみなさんのおかげです。みなさんへの感謝をこめて、音楽で楽しんでもらえたらなとおもおっております!」とファンに挨拶して、ゲストヴォーカルのMICOが登場。
次は
今日のセトリはヤマモトが組んだそうで、「初期は大人担当だった」とのヤマモトの発言に「私たちにもきゅるんきゅるんな曲を!」とメンバーが直訴する場面も。ラストはアップテンポな「君のこと好きなのバレてます」で虹コンらしさ全開のパフォーマンスで楽しく盛り上げた。
次はヤマモトがプロデューサーを務める
「六感」では編曲を担当した
ヤマモトは「後ろから見るって新鮮な感じで、ダンスで後ろ向くときがあると目があっちゃう」とバックバンドならではのあるあるを少し恥ずかしそうに報告し、続いてうそつき・トマトの2人、とまこ(MICO)とおとま(十束おとは)が登場。
宮野は楽曲制作には参加していないが、”うそつき・トマトが好き”ということで演奏に参加して「ベジタブル・ラブ」を披露した。実はうそつき・トマトはこの日が初めてのライヴということで、歌い終わりのほのぼのとした空間のなか「何年越しの初ライヴなんだ」「いいライヴだったね。無事出荷されました」などと感無量で2人はステージを後にした。
次は
さらに「もう曲がないんですけど、一曲、昔作った曲がありまして。一緒にやったらいいのでは」とオリジナルを歌っているMICOを呼び込み、現在バスっているものではなくリリース当時の振り付けをレクチャーし、ふぇのたすの「おばけになっても」をコラボ。次の提供曲に期待が高まる交流となった。
ステージにはMICOが残り、宮野も再登場。ヤマモトから「MICOと一緒に作った曲で今日出演していないグループの曲を」と
次は一夜限りの再結成を果たした
続いて「サルネ」を披露しMCへ。「呼んでいただきありがとうございまーす!えへへへ!嬉しいって!わたしたち2年前に完結したんですけど、ひとりひとり活動を続けてくれたおかげで一夜限りですけど復活することができました!」と3人とも照れながらも誇らしげに話した。
「フォークソング」では互いに見つめあったり、「ティーンエイジ」では息のあったパフォーマンスで全くブランクを感じさせない。最後の曲に行く前に、次の曲が撮影可能なことに加えて栗原が「勝手にわたしたちワンマンしようとしてます〜」と爆弾発言。一気にフロアのテンションが高まったところで、全ファンが待ちわびていた「もうわたしを好きになってる君へ」で全パフォーマンスが終了。「また、やりましょうね!みんなまた戻ってこようね!」と声をかけあい、余韻をたっぷり残してステージを降りた。
最後のグループは
MCでは「8人目のメンバー、ヤマモトショウさーん!ステージの上で共演するのは初めてですね。」とメンバーから振られたヤマモトは「すごいですね、タイトルコールがあんなに難しいとは。可愛く、かつ大きく言ってるのを思い知りました」とこの日いちばんの真剣な感想を伝えてフロアの笑いを誘った。続いてこの日にふわさしい「超めでたいソング〜こんなに幸せでいのかな?〜」では、作曲を担当した宮野がギターで参加。ラスサビではメンバーが「ヤマモトショウさんおめでとーう!」と叫んでヤマモトを祝福した。
最後はFRUITS ZIPPERの代表曲であり国民的ヒット曲に成長した「わたしの一番かわいいところ」を披露し、あらためてヤマモトへのリスペクトと感謝を渾身のパフォーマンスで伝えた。
これでアイドルグループは全て出演終了。ヤマモトは「10周年、いろんな曲を作ってきましたけど、自分を祝う曲を作りました。」ときゅるりんってしてみての逃げ水あむを呼び込み「すみません、突然10周年を背負わせてしまって」と謝りつつ、逃げ水あむをフィーチャリングに迎えた自身のソロ名義・
逃げ水あむのキュートな歌声が、ヤマモトショウの10年という歳月を明るくポップに灯し、未来へのワクワクを高めていく。逃げ水あむは歌い終わると「やったー!歌えたー!」思わず床にへたりこんで、とてつもないプレッシャーから解放されていたのがとても可愛かった。
最後に全出演者が登場。一言ずつ感想を伝えた。
革命メロイック「今日は本当に素敵なステージに立たせていただいてありがとうございました!」
虹のコンキスタドール「後ろからずっと見ていたんですがどれだけいい曲を作ればいいんだろうと思いました!これからもたくさんよろしくお願いします!」
fishbowl「ヤマモトショウと一緒にステージに立ててとても嬉しいです!楽曲に包まれて幸せな気持ちになれました!」
MICO「元バンドメンバーの活躍が見れて幸せでした。」
きゅるりんってしてみて「まだまだ曲が足りないので、おねがいしたいと思います!」
リルネード「一夜限りの復活ありがとうございました!本当に光栄で嬉しくてまたおねがいします!曲ください!」
FRUITS ZIPPER「ショウさんの天才的な曲、生バンドでパフォーマンスできて幸せでした!ここまで大きくなれたのはショウさんのおかげです。長生きしてください!」
と、ここでヤマモトがSAKKA FESについて「VO.3は紹介制にしたら?ちょっと今電話かけるんで」と言うと会場は騒然。サプライズで某番組風にコール音を鳴らすと…スマホを取ったのはバックバンドの端にいる宮野。そのまま全員に聞こえるようにマイクを通して次回の打診をすると、宮野は「いいとも〜!」という流れで、VO.3は宮野DAYとなることが決定した。
終始和やかな雰囲気で進行し、最後の最後まで楽しさにあふれた〈SAKKA FES Vol.02 ヤマモトショウDAY〉。3時間の宴では、ヤマモトショウと楽曲提供アーティスト、そして観客がお互いにリスペクトしあう姿がとても印象的だった。普段は主役になることが少ない音楽作家の軌跡を生演奏とともに楽しめるSAKKA FES。次回の宮野弦士DAYではどんな出会いが待っているのか、今から楽しみにしていよう。ニコ生での配信チケットは2025年2月14日(金)23時59分まで販売中。
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イベント情報
SAKKA FES Vol.02 ヤマモトショウDAY
2025年1月16日(木)
横浜1000 CLUB
開場16:30/開演17:00
出演
FRUITS ZIPPER
fishbowl
虹のコンキスタドール
きゅるりんってしてみて
リルネード(一夜限定復活)
革命メロイック(出演オーディション優勝者)
演奏
Guitar:ヤマモトショウ
Bass:戸澤直希
Chorus:谷のばら
Guest Vocal:MICO
Guest Vocal:おとま(うそつき・トマト)
Guest Guitar:宮野弦士
ニコ生 生中継チケット価格
2,000円(税込)
※別途チケットサービス手数料10%
チケット販売期間
2025年2月14日(金)23時59分まで
https://live.nicovideo.jp/watch/lv346460723
リリース情報
「decade」
https://ototoy.jp/_/default/p/2496675
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