【東京都渋谷区】葛飾北斎の名画をカラダで感じる超没入体験!『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』開催
東急プラザ渋谷にて、2月1日(土)~6月1日(日)の期間、葛飾北斎をテーマにした展覧会『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』が開催される。葛飾北斎の名画をカラダで感じる“超没入体験”ができる同展は、北斎の魅力を様々な角度で表現した7つのゾーンで構成される。
映像×サウンド×触覚の次世代型イマーシブ体験
『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』では、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎が描いた江戸の浮世にタイムスリップしたような新感覚が味わえる「映像×サウンド×触覚」の次世代型イマーシブ体験を提供。
同展覧会では、視界全体に広がるダイナミックな映像表現により、北斎が浮世絵を描く際に見ていた景色を臨場感あふれる高精細な映像で大型LEDに映し出し、その景色を追体験することができる。
さらに、映像に合わせた音や風による立体的な演出、足元から感じる振動演出により、北斎が捉えた感覚も再現。葛飾北斎の代表作である「冨嶽三⼗六景」が、時間も空間も超えて目前に生き生きと蘇る。
会場は7つのゾーンから構成され、いろいろな角度から葛飾北斎が持つ魅力を表現。一連の時間旅行を通じて、北斎が残した浮世絵に描かれた物語のなかへ来場者を連れていってくれる。
主要ゾーンについて、詳しく見ていこう。
Prologue -葛飾北斎の多面性-
90歳で絶筆するまでの間3万点を超える多様なジャンルの作品を手がけ、現代でも評価され続けている葛飾北斎。
「Prologue -葛飾北斎の多面性-」では、北斎を浮世絵画家としての面からだけではなく、さまざまな視点で見つめ直すことで、知られざる北斎の多面性に迫る。
光の部屋 -光で彩る冨嶽三十六景-
「光の部屋 -光で彩る冨嶽三十六景-」は、北斎が生きた時代の光をテーマにしたインスタレーション。ロウソクのようにゆらめく光のオブジェとアルステクネ社の特許技術DTIP(三次元質感画像処理)によりデジタル化した超高精細イメージデータが組み合わさることで、これまで見ることのできなかった新たな「冨嶽三十六景」の姿が浮かび上がる。
大地の部屋 -体で感じる冨嶽三十六景-
「大地の部屋 -体で感じる冨嶽三十六景-」は、ソニーの触覚提示技術を活用したActive Slate(以下、床型ハプティクス)(※1)を用いた体験型コンテンツ。「富嶽三十六景」で描かれる富士、そこから広がる美しい自然と様々な季節。そんな冨嶽の世界を、自分の足で実際に踏みしめ歩いているかのような感触を楽しめる。
風の部屋 -風を感じる冨嶽三十六景-
「風の部屋 -風を感じる冨嶽三十六景-」では、「富嶽三十六景」の中で目に見えない「風」の姿を克明に描き出した北斎の「風」を、ソニーの「風」を制御する風ハプティクス技術(以下、風ハプティクス技術)(※2)を使って再現。冨嶽の世界を空中散歩しながら、当時の江戸の息吹を感じられる。
北斎の部屋 -北斎の見た世界-
「北斎の部屋 -北斎の見た世界-」は、北斎が生きた時代、そして北斎が見た世界に全身で没入しカラダで感じるコンテンツ。臨場感のある高精細な映像を映し出すソニーのLEDディスプレイCrystal LEDとアルステクネ社の特許技術DTIP(三次元質感画像処理)によりデジタル化された超高精細イメージデータによって、圧倒的クオリティの映像空間を実現する。北斎独自の大胆で緻密な構図、彫り師や刷り師たちの驚異的な技術による繊細なディティール、質感が、息をのむようなリアリティで目の前に立ち上がる。
また、床型ハプティクスデバイスHaptic Floor(※3)と空間音響技術(※4)、さらに風ハプティクス技術によって、視覚だけではなく体全身で冨嶽の世界を感じる様な体験が可能に。
北斎が切り取った一瞬の世界を五感で感じ、北斎の頭の中に入り込むような新しい没入体験を提供する。
「Epilogue -MasterReplica-」では、DTIP(三次元質感画像処理)技術により制作されたマスターレプリカを展示。和紙の繊維の1本1本まで“目で触る”ようなリアリティを体感できる。
チケットはアソビュー!、楽天チケット、ローソンチケット、イープラスで販売中。北斎の名画の世界を新しい感覚で体験できる『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』へ足を運んでみては。
■HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO
期間:2月1日(土)~6月1日(日)
会場:東急プラザ渋谷3階
住所:東京都渋谷区道玄坂1丁目2-3
HP:https://hokusai.anotherstory.world
※1 人の歩行にあわせて多彩な振動フィードバックを実現するために、数少ないセンサーで微細な踏み込みの変化を検知する技術が搭載されており、まさに空間を超越したような体験が可能となっている。
※2 ソニーが開発した風を制御する独自の技術。高応答な風速制御が可能で、風のタイミングや強弱を精密に調整し、細やかな風の変化をリアルタイムで提示する。
※3 床に搭載された振動デバイス床型ハプティックスデバイス。床からの振動フィードバックにより、繊細で臨場感の高い感触を全身にとどけることが可能。
※4 ソニーが独自に開発した波面合成アルゴリズムによる新しい空間音響技術。目に見えない存在である音に“触れられる”かのような体験を実現する。
(鈴木 京)
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