島根県松江市の夕日スポットを舞台にしたショートストーリー動画『THE MAGIC HOURS』

島根県松江市の松江観光協会は、松江の夕日の魅力をより多くの人に届けるため、『THE MAGIC HOURS 松江の夕日の小さな魔法』と題したオリジナルムービーを制作し、1月17日(金)より松江の夕日情報サイト「松江の夕日 MATSUE SUNSET」にて公開している。

心まで染めてくれる松江の夕日

松江の夕日は、見る人を魅了し、心まで染めてくれる。松江観光協会は、見る人に感動を与える「松江の夕日」に焦点を当て、夕日のブランドサイトやブランドロゴの制作を進めてきた。今年度はさらなるブランド力向上と認知度向上のため、松江の夕日から生まれるストーリーを描く3本の縦型のショートストーリー動画を制作した。この動画をきっかけに松江の夕日の魅力に触れ、実際に松江で自分だけの「心まで染める」素敵な“マジックアワー”を過ごしてほしいとの思いが込められている。

夕日をテーマにしたショートストーリー動画

マジックアワー。それは、魔法がかかったように美しく幻想的な日没前後のほんの数十分間。オレンジ、赤、ゴールドの光。そして青から紫へと繋がる空のグラデーション。太陽の光が織りなすその光景は人の心にもかかる魔法のようだ。

『THE MAGIC HOURS』は、宍道湖や松江市内の夕日スポットを舞台に、人々の心にひっそりとかかるマジックアワーの魔法を描くショートストーリー動画シリーズとなっている。

3つの作品を配信

「#1 一生モノの家族時間」のロケ地は、松江城とマリンパーク多古鼻。松江に家族旅行にやってきた親子3人。そして、一緒に過ごす貴重な時間を噛み締める父。夕日の中、わずか数分間、まるで魔法にかかったような一生モノの「何か」を体験する。

「#2 恋人未満の二人」のロケ地は、珈琲館湖北店。 湖畔の喫茶店で談笑する若い男女。二人は付き合っているわけではないが…店内が夕日に染まる瞬間、まるで魔法にかかったように、「何か」が変わる。

「#3 歳の差60歳の友情」のロケ地は、岸公園。湖畔でサックスを練習している少年。夕日に包まれる世界で、まさかの出会いが魔法のような「何か」を生む。その奇跡の時間に言葉は要らない。

松江の夕日を楽しむおすすめスポット

また、「松江の夕日 MATSUE SUNSET」では、ほかにもおすすめの夕日スポットをたくさん紹介している。

「宍道湖夕日スポットとるぱ」は、嫁ヶ島とともに宍道湖に沈む夕日を眺めることのできる、松江随一の夕日鑑賞スポット。湖沿いを歩ける歩道や、腰掛けて夕日を楽しむことができるテラス、駐車場も整備されている。

島根県立美術館前に広がる芝生を中心とした親水公園「岸公園」は、白潟公園、末次公園、千鳥南公園とともに松江湖畔公園として宍道湖畔一帯に広がっている。宍道湖に沈む夕日と美術館の現代建築様式、園内の彫刻群とが織り成す風景は、松江の代表的な美しいスポットだ。

「白潟公園」は、宍道湖大橋南側にあり、松が多く植えられた和風調の公園と、県道をはさんで東側の芝生の広場と多様な植栽をもった公園。宍道湖との親水護岸も整備され、夕日をゆっくり鑑賞できるベンチもある。

「道の駅 秋鹿なぎさ公園」は、宍道湖でヨット、カヌー、ペダルボートなどが楽しめるマリンスポーツパーク。秋から冬にかけて、湖面に映る夕日を一望できるスポットだ。

「美保関灯台」は、明治31年に造られた石造りの風格ある建物で、国の重要文化財に指定されており、「世界の歴史的灯台100選」に選ばれた日本を代表する灯台。目の前には日本海が広がり、マジックアワーの時間帯には変わりゆく空の色を楽しめるパノラマの眺望も自慢だ。

新たに「松江の夕日」ロゴマークが誕生

また、松江観光協会では、統一感をもって「松江の夕日」を広くPRしていくため、昨年度ロゴマークとロゴタイプを制作した。

昔からたくさんの人々を魅了してきた、宍道湖の大きく静かな水面に沈む夕日。ロゴマークでは、日々異なる夕日の表情や一期一会の夕日の魅力を、3つに重ねた夕日で表現している。和の雰囲気をまとったシンプルで凛とした佇まいのロゴマークには、松江の夕日の魅力を国内外の人に届けたいという想いも込められている。

1月18日(土)からは、松江市内の各種施設で、フライヤー(A6サイズ)を配布している。配布場所は、「松江国際観光案内所」「島根県立美術館」「宍道湖 SUNSET PARK ＆ Cafe」「カラコロ工房」「珈琲館湖北店」「マリンパーク多古鼻」。

『THE MAGIC HOURS 松江の夕日の小さな魔法』を観て、松江の夕日の美しさを堪能してみては。

松江の夕日 MATSUE SUNSET：https://navi.kankou-matsue.jp/matsuesunset
松江観光協会HP：https://www.kankou-matsue.jp

(山本えり)