“2週目(再放送)”が放送中!『村井の恋』日笠陽子インタビュー「遠足で“おやつ300円までね!”と言われた時の楽しさ!(笑)があります」
電⼦コミックサービス「LINE マンガ」限定レーベル「ジーンLINE」にて連載中の島順太による「村井の恋」。「次にくるマンガ⼤賞2019」Webマンガ部⾨で2位に輝いたエクストリーム胸きゅんラブコメが待望のアニメ化︕ 現在“2週目(再放送)”が放送中となっています!
<イントロダクション>様⼦のおかしい男⼦⾼校⽣・村井は担任の⽥中先⽣に恋をしている。しかし⼀⽅の⽥中は⼄⼥ゲームの推しキャラクター「春夏秋冬(ヒトトセ)」に恋をしている。
そんなことはつゆ知らず、⽥中に告⽩をする村井だったが、「⿊髪ロン⽑は恋愛対象外」と⼀蹴されてしまうーー
ところが翌⽇、髪型を⼀新して現れた村井は⽥中の”推しキャラ”そのものの姿となっていた。
激しく動揺する⽥中と猛烈にアプローチをし続ける村井、
果たしてこのおかしな恋の⾏⽅はどうなっていくのか…︕︖
田中先生を演じた、日笠陽子さんにお話を伺いました!
――TVアニメになる聞いたときの感想を教えてください。
語弊があったら申し訳ないですが、「やれる?映像化出来そう?どうすんだろ?」と変に心配してしまいました。田中先生が持つ独特な世界観とシュールなギャグ、そして先生の脳内を遊園地のように描いた感じなので、ジェットコースターに乗りながらメリーゴーランドと海賊船に乗るような、そんな作品です。どうやって一本の映像で、かつ12話の中でストーリーとしてまとめていくんだろうと興味がありました。
――そんな心配な気持ちもありつつ、PVやアニメ化したものを見た時はどの様な魅力を感じましたか?
漫画の表紙のイメージをすごく大事にしているなと思っていて、きちんと背景を描いてくださっているところもあれば、逆に、描かれていない部分や背景がない部分を、すごくポップでカラフルに描いてくださっているなと。村井の金髪感など作品のカラフルさが音楽の中にも詰め込まれていて。昔の“お菓子ボックス”みたいなアニメだなって。遠足で「おやつ300円までね!」と言われた時の楽しさ!(笑)みたいな感じがあるなと思いました。
あとは映像の妙というか、劇画調になる部分だったりとか弥生の「ウホ」ゴリラ感とかもすごく気合いを入れて描いてくださっていて。その上で、力を抜いているところも面白いなと。丁寧に描いている画と、ギャグ画になる瞬間は原作の絵を大切にしながら描いてくださっているので、ちゃんとした人っぽい所とギャグの田中先生の差が面白いなと思いました。
――アニメになるとさらに田中先生のギャップが強調されますよね。本作のストーリー面で魅力に感じているところはありますか?
私的に「島先生は辛い思いをしたこともあるんじゃないかな…」と思う時があって。というのが過去の話を自分で話すシーンがあって、辛い過去がバーっと始まってすっと終わるんですよ。これが「村井の恋」という漫画の中に出てくるということは、先生は繊細な心を持っていらっしゃる方なんだなと。その傷ついた経験などをギャグで覆って、「辛いこともあるけど楽しいものを届けたいよね」という島順太先生の気概を感じました。
田中と村井の幼少期からの人生、過去回想の部分がお勧めで、前半はかなりギャグで楽しいんですけれど。「それだけでは終わらせないぞ!」という作品なので、結末を楽しみにしていてほしいです。
――田中先生の役作りはどのように行ったのでしょうか?
初めて「村井の恋」に出会ったのがドラマCD制作の際で、5、6年前くらいに田中先生を演じさせていただきました。ドラマCDで作ったキャラをできるだけそのままアニメに持ち込もうと努力しました。ドラマCDの場合はディレクターや制作側が違うのですが、ドラマCDを聴いていた方にも「ピッタリだね」と思っていただけるように、違和感のないように映像の世界にキャラを持っていくようにしました。
――田中先生の印象と、ご自身と似ている点や共感できる点はありますか?
似ていたら嫌じゃないですか?(笑) 「ピッタリだね」と言っていただけることはすごく嬉しいんですが、「私のイメージってなんなんだ」と、ちょっと複雑な気持ちもあります(笑)。でも、「ぶっ飛んだキャラクターがピッタリだね」と言っていただけるということは、それだけ突飛なことが出来ているのだと思って。信頼していただけて嬉しいなと思います。
私はあんまり推しがいないんですよね。似ている部分というと、イベントでのツッコミの仕方が挙げられますね(笑)。私のツッコミのテイストが作品や田中先生にマッチしているらしいです。あとは、授業が終わった後とか「わー終わったー!よし、こっからは自分の時間だ」という切り替えとかは、ちょっと近いですね。家のベッドでスマホを見ながらゴロゴロするのが大好きなので、お家のシーンとかは共感できる瞬間が多かったです。
◆放送・配信情報
ディズニープラスで独占配信中
https://www.disneyplus.com/ja-jp/browse/entity-48d39d58-a791-4a44-a275-ffb3ae88a691
TOKYO MX、B S日テレにて1月5日(日)23:30より2週目(再放送)放送中
※内容は既に放送・配信されているアニメと同様のものとなります
(C)島順太・KADOKAWA/アニメ村井の恋製作委員会
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