独断と偏見でプロ野球界やファンの間で話題になった新語・流行語大賞を勝手に決めるというもの。2020年から勝手に開催し、勝手に球界の新語・流行語トップ10を決め、そこから勝手に大賞を決めてきた。2024年の本家流行語大賞はドラマ「不適切にもほどがある」の略称「ふてほど」となり、野球界の4年連続大賞は逃してしまった……。
しかし本家流行語大賞に選ばれた「ふてほど」よりも浸透しているのではないかと思うトップ10がこちらだ!!!
※本家にノミネートされた50-50は殿堂入りということで除外する。
●行くだけ(齋藤友貴哉投手・北海道日本ハムファイターズ)
ファイターズ・齋藤友貴哉投手がプロ初セーブを記録した試合後のヒーローインタビューにてブルペン陣の合言葉として使っていると発言。ファンやチームに浸透し、プレーオフを戦う際に「福岡に行くだけ」「日本シリーズ行くだけ」と全体のスローガンのようになった。
●下剋上(横浜DeNAベイスターズ)
シーズン3位で終えたベイスターズがポストシーズンを勝ち抜き、日本一を達成した。
●横浜優勝(横浜DeNAベイスターズ)
ベイスターズファンがチームが勝った際にXでポストするワード。
●広島燃ゆ(広島東洋カープ)
2024年9月に野球情報誌『週刊ベースボール』が発売した広島東洋カープの特集号「それ行けカープ 勝利の雄叫びを上げろ!」につけられていた副題のこと。転じて、広島東洋カープが2024年9月に味わった壮絶な悪夢を指す言葉。
●ネフタリ教(ネフタリ・ソト選手)
千葉ロッテマリーンズのネフタリ・ソトの応援歌の愛称。独特の歌詞や中毒性のある曲調が宗教の儀式のようだとして広く野球ファンの間に浸透した。
●カマキリダンス(桑原将志選手)
エスコンフィールド北海道で行われた交流戦、ファイターズ対ベイスターズ戦。イニング間にはファイターズガールたちによる“きつねダンス”のパフォーマンスが披露された。その際、中継カメラはDeNAベンチの模様も映し出すことに。すると、“きつねダンス”に触発されたのか、ベンチの中で桑原選手は、“かなりクセの強い”パフォーマンスを全力で披露。ファイターズガールたちのダンスに合わせ、桑原はなぜか“変顔”で、両手をカマキリのように上下に動かすという、個性的なパフォーマンスを披露した。
●飛ばないボール(NPB)
今季開幕直後から「ボールが飛ばない」というコメントを各チームの打者たちが発言。ファンの間でも「飛ばないボールが使われている」と話題になった。
●オドーア(ルーグネッド・オドーア選手)
メジャー通算178本塁打という実績を引っ提げて今季から巨人に加入した新助っ人。オープン戦の不調で阿部監督から二軍調整を言い渡されると、それを拒否して退団。なんとシーズン開幕3日前の電撃退団となった。
●大航海はまだ終わらない(土井悠平アナウンサー)
クライマックスシリーズファーストステージ第2戦、1戦目を落とし、2戦目も9回1死までビハインド展開となっていたファイターズが、万波中正選手のソロホームランで同点に追いついた際の名実況。
●ポスティングシステム(佐々木朗希投手・上沢直之投手)
出る投手も戻る投手も、何かと話題に。
この中から勝手に選ぶ2024年プロ野球新語・流行語大賞は……
大航海はまだ終わらない(土井悠平アナウンサー)
です!!!!!!!!
「ファイターズファンしか知らないよ!」なんて声が聞こえてくるが、独断と偏見で選ぶ大賞なので問題なし!!!
土井アナ、来年も選手やファンと一緒に戦ってください!!!
(Written by 大井川鉄朗)