高性能セラミック砥石「磨刃」新発売！初心者からプロまで愛用できる万能な逸品

新潟県燕市に本社を構える業務用厨房・卓上用品の専門商社、江部松商事は、国内砥石メーカーとの共同開発で作り上げた高性能セラミック砥石「磨刃(まじん)」シリーズを2025年2月に発売する。価格帯は、6,200～11,500円(税抜)だ。

セラミック砥石の種類と選び方

セラミック砥石を選ぶ際は、粒度を示す「番手」に注目することが大切なのだそう。番手は「#1000」のように表され、数字が小さいほど粒が粗く、高い研磨力を発揮し、数字が大きくなると粒が細かくなり、仕上げに適した研磨が可能だ。

例えば、番手が#400～#600程度の「荒砥石」は、刃こぼれや刃の形状を整える際に活躍する。その高い研磨力によって素早く修正が行える反面、刃の減りが早くなることもあるため、注意して使用する必要があるという。

番手が#800～#1000の「中砥石」は、刃物の切れ味を回復させたいときに適しているそう。初心者でも扱いやすく、家庭用包丁のメンテナンスに最適で、研ぎの工程で刃先をなめらかに仕上げられるため、日々の調理をサポートする。初めてセラミック砥石を購入する人にもおすすめのアイテムだ。

番手が#2000以上の「仕上げ砥石」は、研ぎの仕上げを重視する際に使いたい。このタイプは、「中砥石」で整えた刃先をさらに滑らかに磨き、鋭い切れ味と長切れを追求できるという。また、和包丁の「裏スキ」と呼ばれる凹み部分を研ぐ際にも適している。ただし、研磨力の強い砥石を使うと裏スキが削れすぎてしまう可能性があるため、慎重な作業が求められる。

セラミック砥石は、「荒砥石」から「仕上げ砥石」まで幅広い番手が揃っており、目的や刃物の状態に応じて選ぶことで、理想的な仕上がりを実現できる。

「磨刃」シリーズの特徴

「磨刃」シリーズは、粒度の異なる全9種を用意。用途に合わせて選べるため、誰でも理想の研ぎあがりを追求できる。

同シリーズは、高い研磨力を持つ研磨材のセラミック素材を採用し、通常の砥石に比べて効率的かつスピーディーな研ぎを実現。その高硬度により平面を長期間維持できるため、安定した研ぎ心地を叶え、初心者からプロまで誰でも快適に使えるそう。

特に、青紙鋼やステンレス製など硬度の高い刃物に適しており、キッチンから厨房まで幅広いシーンで活躍する。

また、通常、砥石の使用前には水を十分に吸わせる必要があるが、「磨刃」は短時間の浸水でも効果を発揮するため、忙しいキッチンでも手軽に扱えるという。そのまま研ぎ台として使えるケース付きで、キッチンでの収納に困らないのもポイントだろう。

目的や刃物の状態に応じて選べる「磨刃」シリーズで、理想の切れ味を手に入れてみては。

■磨刃
発売予定日：2025年2月
販売価格：6,200円～11,500円(税抜)
詳細情報(江部松商事公式LINE)：https://page.line.me/104yatyg

(Higuchi)