【感動】デニーズの飯田商店店主監修・味噌ラーメンが超キャパい件→ 店主「ラーメン屋さんに食べてほしい」

ラーメン店『飯田商店』(神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14)といえば、あまりにも人気がありすぎて予約が取れないお店として知られている。もちろん、ウマイからこそ予約が取れないのは言うまでもない。

デニーズで飯田商店店主が監修した味噌ラーメン

そんな飯田商店の飯田将太店主が監修した味噌ラーメンが、ファミリーレストラン『デニーズ』で2025年1月9日から食べられるというのだ! 予約しなくても!? デニーズで!? 食べられる!? 飯田商店のラーメンがッ!? しかも味噌ラーメン! 本家・飯田商店にはない味噌味だ! 飯田商店の味噌ラーメンが希少なのは言うまでもない。

その味に感動したのは言うまでもない

ということで、試食会でその味を確かめる機会を頂き、実際に食べてみた。ちなみに、イマイチだったら「記事を書かない」という選択肢しかないので、記事を書いている時点で、その味に感動したのは言うまでもない。今回発表されたメニューは以下のとおり。

<発表されたメニュー>

味噌らぁ麺~五重の味噌 税込1419円
金山寺味噌のねぎみそ唐揚げ~青唐辛子を添えて 税込660円

飯田店主おすすめセット 税込2013円
味噌らぁ麺~五重の味噌+ミニごはん+金山寺味噌のねぎみそ唐揚げ~青唐辛子を添えて

ミニごはんつき 税込1529円
味噌らぁ麺~五重の味噌+ミニごはん

ギュンギュンくる芳醇な味噌の存在感がパない

今回は、飯田店主おすすめセットを頂いた。唐揚げから爽やかな薫りが漂ってきて食欲をそそらせるが、味噌ラーメンに対する期待が高まりすぎているので、まっさきに麺をすすったのは言うまでもない。

ウッホ♪ かなりアツアツ! そのアツさと同時に、ギュンギュンくる芳醇な味噌の薫りと塩気。その後を追うように旨味とコクがやってくる展開、これ本当にウマすぎる流れなのだが!

一口一口が強い印象として記憶に残る

なんだろう、これ、単に旨味を感じられるだけでなく、記憶にジュワーッと染み込むテイスト! なんだろう、これ! 単に塩気の一辺倒で攻めているのではなく、味噌の「芳醇な薫り」がグラデーションを描くように変化する展開。

なんだろう、これ! X軸とY軸とZ軸のどちらにも振り切れている深み。麺をすするたび、一口一口が強い印象として記憶に残るのだ! 言うまでもないが、ウマイことは言うまでもない。

これは特異的な味噌ラーメンだ!

旨味はベースとして存在。その旨味をブチ上げる「薫り」と「塩気」と「コク」のバランスが極まっている。多方面のリミッターが解除され、パラメーターが振り切れているのに、バランスも整っているという、なんとも特異的な味噌ラーメンだ!

この味噌ラーメンは濃い。濃くて深い。だが、濃くて深いからこそ良い。この味噌ラーメンがライスにマッチするのは言うまでもない。

妄想が捗る一杯

このラーメンをすするたびに、頭に浮かぶのだ。猛吹雪のなか、暖簾がかかっている田舎町の食堂。戸は古すぎてガタガタで開きにくく、開けるとガラスが震えて「ガガガ」と音を鳴らす。床はコンクリ、椅子はパイプ椅子に近いもの。暖房はストーブで、ヤカンがのって湯気がふわふわと立ち昇っている。客は地元の漁師や猟師や学生。親子で食べている地元民らしき客もいる。やや寒い店内だが、このラーメンをすすることにより「しばれる体」から生き返る。そんな妄想が捗る一杯なのであった。寒い季節、よりいっそう美味しさが高まる味噌ラーメンだ。

飯田商店店主「ラーメン屋さんに食べてほしい」

ちなみにこの味噌ラーメン、店主は「ラーメン屋さんに食べてほしい」と話す。旨味はしっかりあるうえで「5つの味噌、野菜、麺の味、素材感がしっかり残っている味になっている」とのこと。この「ラーメン屋さんに食べてほしい」というパワーワード、あまりにもパワーワードすぎるが、実際に食べれば理解できる言葉になっている。

想像以上にレベルが高過ぎる味噌ラーメンだった。ごちそうさまでした。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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