YouTube「イーブイ片付けチャンネル」から「捨てる」をテーマにした書籍が発売


ウインドクリエイティブが運営するYouTube「イーブイ片付けチャンネル」から、初の書籍「1万軒以上片づけたプロが伝えたい 捨てるコツ」1,650円(税込)が、12月4日(水)に出版された。

「片付かない」は、人としての欠陥ではない


「イーブイ片付けチャンネル」は、登録者数16万人、総再生数7,500万回を突破しているYouTubeチャンネルだ。大阪市の清掃業者「イーブイ」が運営しており、ゴミ屋敷や遺品整理など、いまや社会問題となっている片付けについて日々の現場からリアルを発信している。

そんな彼らが出版した「1万軒以上片づけたプロが伝えたい 捨てるコツ」では、なぜ片付けをテーマにせず「捨てる」をテーマにしたのだろうか。

イーブイ代表である二見さんに書籍に込めた想いや、「捨てる」をテーマにした理由について本心を聞いてみると、

イーブイ代表 二見さん。自身も現場に出て清掃作業を行っている。

「私たちイーブイは、日々お客様のもとに伺って、片付け作業を行っています。(中略)『片付けたのにごちゃごちゃして落ち着かない』『きれいになったと思ったらすぐまた元通り…』多くのお声は、片付けたいと本心で思っているにもかかわらず、なぜか片付けることができない。そしてそれを欠陥のように感じ、誰にも相談することができないという悲痛なものでした。今回の本を出版するに至ったのは、このように悩んでいるお客様を少しでも救いたいという想いがあったからです」とコメント。


さらに、「まず、悩んでいる皆様に伝えたいのは、『片付かない』は『人としての欠陥ではない』ということです。たくさんのお家を片付けてきてわかったのは、そもそも“正しいやり方を知らないこと”が片付かない原因になっているケースが非常に多いということ。だから、人としての欠陥などではなく、正しいやり方を知るだけで多くの方の悩みは解消できるんです。今回の書籍には、私が知りうる限りのやり方をふんだんに詰め込みました」と述べた。

書籍のテーマは「捨てる」

書籍の一部を抜粋

これまで1万軒以上の家を片付ける中で、実は片付かない家にはある共通点があることに、二見さんは気が付いたという。

よくありがちな収納スペースの例。モノを減らさない限りいくら整理整頓しても大きな空間はできない。

それは、どのお家も「モノが多すぎる」ということ。つまり、「捨てる」から全てを始めなければならないのだ。

だからこそ、書籍のテーマは整理整頓や片付けではなく、「捨てる」に設定した。捨てる決断をできたことが自信になり、ひいては片付けコンプレックスをも”捨てられる”ようになってほしい。そんな想いを込めて、捨てるというテーマを選択したそう。

アクションまで起こしてもらうための一冊

書籍の随所に寄り添うメッセージが込められている

同書で特にこだわったのは、「あなたの部屋は絶対に片付く」というメッセージを伝えること。そして“捨てる”に対して適切なやり方で向き合うだけで、多くの人の部屋が片付くと伝えることだ。

内容については方法論を端的に伝えるのではなく、実際に取り組む前にどのように心を持っていくのかであったり、より清々しい気持ちで捨てられるようにするための1アクションであったりと、とにかく今日から取り組めることをふんだんに記載している。

読んで満足させるだけの本ではなく、実際にアクションまで起こしてもらうための一冊となっている。

書籍の一部をチェック

書籍で触れているトピックについて、一部を抜粋して紹介していこう。


まず、「捨てる」のシンプルな3ステップを挙げている。


さらに「捨てられない服」を捨てるコツや、


捨てる際に疲れないコツも紹介する。


「捨てる」を、「手放す」「減らす」といった言葉に言い換えるトピックにも注目したい。

登録者16万人の人気YouTube「イーブイ片付けチャンネル」から初の書籍出版!「1万軒以上片づけたプロが伝えたい 捨てるコツ」を、この機会に手にとってみては。

イーブイ公式HP:https://eevee-osaka.com
イーブイ片付けYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@katazuke

(江崎貴子)

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