サイゼリヤの新カルボナーラはイマイチなのか? 実際に食べてみた結果

サイゼリヤのカルボナーラがインターネット上で話題となっている。サイゼリヤは秋メニューとして料理をリニューアル。その際、カルボナーラの内容に変化があったらしく、否定的な声が出ているのだ。

掟ポルシェさん「何故これでOK出されたのか理解できない」

ミュージシャンの掟ポルシェさんは「カルボナーラはチーズの分量を減らしたのか生クリームのシャバい感じになり旨味が減りパンチェッタも質量ともによくなく、何故これでOK出されたのか理解できない」と感想をコメント。かなり厳しい評価てある。

<掟ポルシェさんのXツイート>

「サイゼリヤ、一律コストカットを感じさせる方向に味がリニューアルしていて困惑。カルボナーラはチーズの分量を減らしたのか生クリームのシャバい感じになり旨味が減りパンチェッタも質量ともによくなく、何故これでOK出されたのか理解できない。グラタンのペンネが全粒粉に変更、これも味が良くない」

「自宅近くのおいしかった店がたまたまダメになっただけなのかもしれないが、サイゼリヤファンとして今季の味の全面見直しはちょっとありえないレベルで、しばらく行くのやめようか迷うほど。蒸し鶏の香味ソースも鶏を冷凍のままカットしたような食感になっていたりワカメの感じも変わり味も薄く感じた」

「サイゼリヤのいいところはまず安さにあると思うが、今回の味リニューアルは100円値上げしてもいいから元の味に戻してほしいレベル。サイゼリヤファンとして切に願う」

「サイゼのリニューアルについて色々検索してみたところ、ガーリックフォッカチオの評判は良い模様。フォカッチャじゃなくてフォッカチオか。ちょいちょい変わってる」











サイゼリヤのカルボナーラを食べてみた

実際にサイゼリヤのカルボナーラを食べてみることにした。あくまで筆者の記憶でしかないが、過去のサイゼリヤのカルボナーラのクリームソースは、目視でたっぷり感を確認できるほどの量ではないものの、麺と麺の間にクリームソースの存在を確認できたと記憶している。

今回オーダーしたカルボナーラは、そのクリームソースの存在をハッキリと確認できなかった。掟ポルシェさんは「生クリームのシャバい感じ」と感想を話していたが、確かに、目視では「ペペロンチーノにチーズ」な印象。

まろやかさと心地よいコクがある

実際に食べてみると、しっかりカルボナーラ感のあるものだった。チーズと半熟卵のおかげで、クリームソースがたっぷりと含まれていなくとも、カルボナーラとして成立しているように思える。まろやかさと心地よいコクがあり、カルボナーラとしてのおいしさも感じられる。薄味といった印象もない。

いわゆる「カルボナーラ風パスタ」といった感じ

しかし、日本の世間一般の飲食店で出されるカルボナーラとは別物のようにも思える。確かに味はカルボナーラだが、クリームソース感が圧倒的に控えめなため、それを「物足りない」「シャバい」と感じる人がいてもおかしくない。いわゆる「カルボナーラ風パスタ」といった感じだ。

この味に高評価を与える人はいるはず

ここにチーズをかけて、よりクリーミーさを増して食べたい人も多いと思うが、現在のサイゼリヤはチーズは有料。たとえ安い価格だとしても、チーズを増やすことに躊躇する人はいるだろう。

とはいえ、このサイゼリヤのカルボナーラ、税込500円である。値段を考えれば、じゅうぶん魅力的なパスタであることは間違いなく、この味に高評価を与える人はいるはず。どうであれ、安くておいしい料理を作り続けてくれるサイゼリヤに敬意を表したい。


(執筆者: クドウ秘境メシ)

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