アリアナ・グランデが映画『ウィキッド』にキャスティングされたことにシンシア・エリヴォが感謝
映画『ウィキッド ふたりの魔女』でアリアナ・グランデと共演したことが自身に良い影響を与えたと話していたシンシア・エリヴォが、もしアリアナ以外の人物がグリンダ役を演じることになっていたら、同じようには感じなかったかもしれないと明かした。
シンシアとアリアナは、グレゴリー・マグワイアの同名小説を原作にしたブロードウェイ・ミュージカルのジョン・M・チュウ監督による映画化で、エルファバとグリンダを演じている。今作に互いがキャスティングされた時の反応を米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)が尋ねた際、シンシアは率直に答えた。
現地時間2024年11月6日に掲載された共同インタビューで、シンシアはアリアナがグリンダ役に選ばれたと知った時のことを“驚きもしなかった”と振り返り、「私が一緒にオーディションを受けた他の2人の女性に役がいかなくて良かったです」と続けた。このシンシアの発言に対し、アリアナは「オーマイガー!」と驚きの反応を見せると、シンシアがエルファバ役に抜擢されたことについて「神様、ありがとうって思いました」と明かした。
シンシアと2度の【グラミー賞】受賞歴を持つアリアナが映画『ウィキッド ふたりの魔女』にキャスティングされたことは2021年11月に発表され、その際2人は互いにお祝いの花を贈り合った。この時、シンシアからアリアナへのメッセージには、「おめでとう、ミスA、この役はあなたのために作られたようなもの。あなたとこのミュージカルの旅を共有することを楽しみにしています」と綴られていた。
2人の主演女優は、ミシェル・ヨー、ジョナサン・ベイリー、ジェフ・ゴールドブラム、イーサン・スレーター、ボウエン・ヤン、マリッサ・ボーデらと共に、英ロンドンで2年間にわたり2部作の撮影に取り組んだ。映画『ウィキッド』の第1部は年末に全米公開され、第2部は2025年11月に予定されている。
アリアナは以前、映画の厳しいオーディション過程について語っており、公の人格を“消さなければならなかった”と話していた。現地時間11月1日に公開されたポッドキャスト『センチメンタル・メン』とのインタビューで、彼女は「“オーディションを受けたの?”って言われることがあるけれど、“もちろんだよ、大丈夫?”って感じです」と述べた。「“ウィキッド”ですよ!それに、皆さんが知っている私のスキルとは全く違うものが必要ですし、今まで私がやってきたことは全然違いますから」と彼女は続けた。
これは最新のNYTの取材でも繰り返しており、アリアナは、「当時の私のチームの何人かは、“オーディションを受ける必要なんてないでしょう”という感じでした。でも“みんなはわかっていない、もちろんしなきゃダメです。これは獲得しなければならないものだから”と言いました。私には証明しなければならないことがたくさんあるし、無我夢中で取り組みました」と話している。
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