ドラマ「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」本島純政&上村謙信(ONE N’ ONLY)インタビュー「イケメンすぎて最初の“0.1秒”は緊張しました」
本島純政×上村謙信(ONE N’ ONLY)W主演のドラマ「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」が、月曜深夜1:35より読売テレビほかで放送中です。
原作は、韓国の電子コミックで全世界643万View超えを記録する同名人気BL作品。「仮面ライダーガッチャード」(2023年/テレビ朝日系)の主人公・一ノ瀬宝太郎役にオーディションで抜擢され、さまざまなファッション誌にも登場している本島と、TikTokのフォロワー数が日本人男性音楽アーティスト1位の580万人超えを誇るダンス&ボーカルユニット・ONE N’ ONLYのRAP&ダンサーとして活動し、近年俳優活動にも挑んでいる上村がW主演を務めます。
高校2年生という未熟な2人が“恋”という初めての感情に戸惑い、不器用ながらも互いに関わりを深めていき、人間として成長していく様子を丁寧に描いた純愛ラブストーリー。本作の魅力についてお2人にお話を伺いました。
――本作のプロットや脚本を読んだ時の感想を教えてください。
本島:原作で僕がいいなって思ったシーンが詰め込まれていて、映像になった時がすごく楽しみになるような脚本だなと思いました。この物語は、水無瀬が書く小説の一部でもあるので、そこがすごく好きです。話が進んでいってこの小説が完成した時に、水無瀬と蛭川はどうなっているんだろう?という想いで脚本を読み進めました。
上村:先ずは蛭川を演じさせていただくことにとても喜びを感じました。台本が上がる前のプロットを読ませていただいただけでもすごいキュンキュンで。いつも破天荒なクラスの問題児と言われている蛭川と、水瀬といる時の蛭川とのギャップは研究したいなと思いました。
――演じられたキャラクターについて感じた魅力はどんな所ですか?
本島:お母さんの前で良い子でいたいという所に、すごく共感出来て、水無瀬の魅力だなと思いました。誰かの前で良い子でいたいと思うことは、人間誰しもが持っているところでもあると思うんですよ。僕も人前では自分が理想とする自分を演じてしまったりするとこがあるので。そんな水無瀬が蛭川によって、どんどん心の氷を溶かされていく素直さも魅力的です。蛭川が虐待を受けていると知ったら「家に来いよ」と手を差し伸べる勇気も持っていて。色んな噂のある蛭川を家に誘うってなかなかの勇気ですよね。でも怖さよりも助けたいという気持ちを先行させるところが好きですね。
上村:蛭川はピュアでまっすぐな所が魅力的なのですが、それ故に自分の感情にちょっと蓋をしてしまう所があり、自分が我慢をして周りが幸せなら良いと思っている人です。この「未成年」というドラマのタイトル通りに、大人のしがらみで悩んでいる所にすごく人間味があるなと思いますし、水無瀬と会うことでどんどん素直に優しい部分が引き出されていく所が素敵だなと思います。かっこいいし可愛いしギャップがたくさんあるキャラクターで大好きになりました。
――初共演となりますがお互いの第一印象はいかがしたか?
本島:大先輩ということもあり、最初の本当一瞬、0.1秒とかなんですけど、少し話しかけるのに緊張しました。(笑)イケメンすぎて・・・。近寄り難い王子様的な印象があったのですが、その後すぐに優しい方だなと思いました。すごく素敵で引っ張っていってくれる存在です。
上村:僕も同じですごくカッコ良いし最初はクールな方なのかなと思ったけれど、話してみるとすごく明るい方で。純政くんはお芝居を始めたのが本当に最近とのことで、僕に何か出来ることがあれば支えたいなって思いましたし、僕も純政くんに色々教えてもらいたいと思ったので2人で支え合える関係になれたらいいなと思いました。
本島:なんでも話して、なんでも相談できるような存在で、謙信くんの存在が僕の心の支えになっている所があります。
上村:純政くんの笑い声って本当に元気いっぱいで明るくて、僕も現場で元気をたくさんもらっていました。
――撮影現場で印象に残っていることは?
本島:謙信くんはロケ弁をめちゃめちゃ食べます。2個食べます。見かけによらずめっちゃ食べるっていう。それでこのスタイルが維持できるのは、普段から激しいダンスをやられているからなんだなと思いました。
上村:とにかくお腹が減るんですよね(笑)。それだけお芝居にエネルギーを使っていたのだと思います。純政くんは鶏肉か何か自分で準備したものを持ってきていたよね?
本島:撮影が終わって夜帰ってきて低温調理器に鶏肉をセットして、朝にパッと切って持っていくということを続けていました。それプラス現場でいただくお弁当を食べています!
上村:ストイックで素敵だなと思っていました!
――素敵なエピソードをありがとうございます。改めて、水無瀬と蛭川をどう演じていたかを教えてください。
本島:原作がすごく面白い作品で、大好きになったのでとても大切にはしているんですけど、監督とディスカッションをする中で、原作をそのまま再現するのではなくて自分たちの個性であったりエッセンスを盛り込むことで、より映像化する意味を持たせられると思いました。もちろん原作の雰囲気は 大切にしていこうと監督とも話したんですけど、原作に囚われすぎず、キャラクターの心情を深掘りして演じたいなと思いました。
お芝居では「一瞬一瞬を大切に生きる」ということをすごく意識しています。水無瀬の気持ちに寄り添って、水無瀬の気持ちを理解して表現することで、水無瀬が一生懸命に生きているそのままの姿を観てくださっている方に届けられたら嬉しいです。
上村:例えばこのシーンでは、蛭川ってどういう感情なのかな?ということを常に意識しながら演じています。段取りでこなしている様にならないよう意識して感情の流れを大切にしています。蛭川の閉じ込めてしまっている感情がどう出ていくと良いのか、素直でピュアな部分をどう自然体に出せたら良いのか、考えながら演じていく時間がすごく楽しいです。蛭川には辛いシーンもたくさんあるので、僕の気持ちが成立するまで撮影を待ってくださったり、現場の色々な方の支えがあって乗り越えられていると思います。本当にスタッフの皆さんが素敵な方々で、日々楽しく撮影に臨めています。
――今日は素敵なお話をどうもありがとうございました!
<作品概要>
タイトル:「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」
出演:本島純政 上村謙信
今井悠貴 宮地樹 堀家一希/西原亜希 オクイシュージ 加藤貴子
原作:ヒヌン 『未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~』 (KidariStudio, Inc. & LEZHIN Ent.)
https://www.beltoon.jp/detail/immature
監督:柴田啓佑 牧野将
脚本:森野マッシュ 松下沙彩
制作プロダクション:ユナイテッドプロダクションズ
製作:「未成年」製作委員会 エイベックス・ピクチャーズ/読売テレビ/KidariStudio,Inc.
クレジット:Ⓒ「未成年」製作委員会
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