【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.28「どんな人の心も温める王道ポップロックバンド・アンユースレス」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「どんな人の心も温める王道ポップロックバンド・アンユースレス」
大阪発5人組ポップロックバンド・
10月から5ヶ月連続リリースとしていますが、今年もここまで見ると既に5曲を配信リリースしていて、そのハイペースぶりに驚きました。特徴は何と言ってもド真ん中のポップワールドです。もちろん様々な曲調な曲があるのですが、ベースにはお菓子の豪華詰め合わせのような幸福感があって、チョコのように甘く元気になる曲も、ポテトチップスのような手が止まらなくなるようなジャンキーな曲も、プチケーキのような優しく包んでくれるバラード曲もあります。子供向けにも出せるし、大人もテンションが上がるラインナップが揃っています。TikTokでも多く再生されている2曲を見ても「DAYS」はその王道さが魅力な5ピースらしい失恋バラード、「ボブ」はキャッチーなサビとサビ前によって、ライヴでの一体感が生まれる明るい曲と、幅広いタイプの複数の曲が愛されていることが分かります。新曲「Nai Nai Night Fever」はボーカルのマエチャン曰く「過去一ふざけた歌詞」とのことですが、少し色気が増していて、また違った魅力があるダンスチューンになっています。これはウィスキーボンボンかもしれません。
今年は見放題、GOLD RUSH、MiMiNOKO ROCK FES、MINAMI WHEELと東名阪のサーキットフェスにも出演していますし、9月に行われた「アンレスランドvol.1」は606号室とYUTORI-SEDAIを迎えて、見事にSOLD OUTでした。ワンマンライヴでも同じ景色を作る可能性は十分あります。私も一度ライヴを見たことがありますが、フロアが踊るのを待ちきれなくなっているような雰囲気に包まれていたのが印象的でした。初見でも非常に楽しめる空間だと思います。集まった全員がアンユースレスが好き・気になるというフロアだと、一体どんな雰囲気になってしまうのでしょうか。冬の寒さは忘れると思うので、温まりたい人は是非どうぞ。
インフォメーション
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