ラーメン二郎から「クシャミと咳の飛沫をまき散らす迷惑客」にお願い

飲食店に行くと、クシャミや咳をしている客に出会うことがある。急にクシャミや咳が出てしまうことは誰にでもあるし、仕方がないことだ。しかし、手やハンカチで口をおさえることなく、豪快に飛沫をまき散らす迷惑客も少なくない。他人のことにまで配慮が行き届いていないのだろう。

手やハンカチで口をおさえずクシャミや咳をする客

人気ラーメン店『ラーメン二郎 府中店』(東京都府中市宮西町1-15-5)が、手やハンカチで口をおさえずクシャミや咳をする客に「咳やくしゃみの際は、せめて口元に手など当てて下さい。他のお客様の迷惑にもなりますし、最低限度のマナーです」とお願いのメッセージを公開した。

<ラーメン二郎府中店のXツイート>

「ラーメン二郎 府中店です。寒くなったりや花粉が飛んだりなど、咳やくしゃみをするお客様が増えてきました。咳やくしゃみの際は、せめて口元に手など当てて下さい。他のお客様の迷惑にもなりますし、最低限度のマナーです。よろしくお願いします」

とてもありがたいラーメン二郎の注意喚起

手やハンカチで口をおさえずクシャミや咳をする客は多くいる。ラーメン二郎府中店のメッセージは、そんな客が減る抑止力になるし、とてもありがたい注意喚起だ。

くしゃみと咳はハンカチやタオルや肩や袖でおさえたほうがよい

可能であれば、クシャミや咳は手でおさえるのではなく、ハンカチやタオル、もしくは肩や袖でおさえたほうがよい。なんなら、手でおさえるのは避けたい。なぜなら、手に付着した飛沫が券売機、食券、テーブル、コップ、丼、レンゲ、調味料、椅子、ドア、水のポットなどに付着するからだ。そこから店員や他の客に付着していく。

他人に迷惑をかけないことを優先して行動したい

欧米では、急なクシャミや咳が出そうになったとき、とっさに口と鼻を自身の肩や袖に持っていき、飛沫が周囲や手に広がらないようにする人が多い。クシャミや咳が出そうになったら肩か袖! と覚えておくとよいかもしれない。

とにかく、クシャミや咳が出そうなときは、他人に迷惑をかけないことを優先して行動したい。病気やウイルス以前の問題として、飛沫を浴びたら気持ち悪いので……。



※文中イラストは「厚生労働省」サイト「咳エチケット」より引用
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html

(執筆者: クドウ秘境メシ)

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. ラーメン二郎から「クシャミと咳の飛沫をまき散らす迷惑客」にお願い
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。