【注目イベント】「SUPER FORMULA 大運動会」富士スピードウェイでエキサイティングな2日間を楽しもう！

2024/10/08 16:00 ガジェット通信遊軍取材班

秋の訪れとともに、スポーツの季節が到来した。澄んだ空気の中で行われるマラソンやサッカーの試合が盛り上がる一方、モータースポーツの世界では日本最高峰のレースシリーズ、スーパーフォーミュラが注目を集めている。

スーパーフォーミュラとは？

スーパーフォーミュラとは、国内最高峰のモータースポーツである。国内外のトップドライバーが参戦し、競技に用いられるマシンには日本の自動車メーカーの最新技術が投入されている。300km/hを超える高速スピードの迫力あるバトルが、鈴鹿サーキットや富士スピードウェイなどの名門サーキットで年間7〜8戦にわたって繰り広げられる。シーズンの終盤を迎え、チャンピオン争いが白熱するこの秋、スーパーフォーミュラの迫力あるレースを見逃す手はない。

「運動会」がモータースポーツの舞台に登場！

2024年10月12日（土）と13日（日）、静岡県の富士スピードウェイにおいて開催されるSUPER FORMULA 第6戦・第7戦富士大会では、ただのレースイベントにとどまらず、「SUPER FORMULA 大運動会」という新たなイベントが実施されることになった。この運動会では、サーキットというスリル満点の舞台で、観客も一緒に参加できるさまざまな競技で、モータースポーツファンはもちろん、家族全員で楽しめる内容となっている。

トヨタ陣営の赤組とホンダ陣営の白組に分かれてポイントを競うチーム対抗戦で、レースの結果だけでなく、観客が参加するイベントでの勝敗もポイントに影響する仕組みとなっている。

ホームストレート200mスーパー綱引き

レーシングコース上で行われる200mの綱引きは、単なる綱引きとは一線を画す規模の大きさである。特に、子ども100人対トヨタのラグビーチーム「ヴェルブリッツ」の選手10人との対決は見逃せないイベントだ。また、大人も参加できる赤組vs白組の綱引きも、熾烈な戦いが予想される。

スーパー“ティラノサウルスレース”

ティラノサウルスのコスチュームを着た参加者が、サーキットのホームストレートを全力で走るという異色のレースである。成獣オス部門では、公認レース日本最長となる200mのスプリントが行われ、参加者たちがティラノサウルス姿で全力疾走する光景は、まさに圧巻である。

イベント広場での参加型コンテンツ

イベント広場では、子ども向けの「Out of KidZania」やラジコン、ベイブレードエックス体験会など、家族で楽しめるアクティビティが多数用意されている。これらのコンテンツに参加することで投票シールを獲得し、応援する陣営に貢献することができる。

「AUTUMN FESTA」で家族全員が楽しめる
今回の富士大会は「AUTUMN FESTA」をテーマに、モータースポーツ以外にも食やエンターテインメントを楽しめる多彩なコンテンツが用意されている！

スーパーフォーミュラーメン選手権

今回が初開催となるこのイベントは、スーパーフォーミュラに参戦しているチームのエンジニアによるSNS発信がきっかけとなりスタートする食フェス。大会期間中に10店舗以上のラーメン屋台が富士スピードウェイに集結し、観客はレースの合間に各店舗自慢のラーメンを味わうことができる。ラーメンを片手にレース観戦を楽しむことができるのが、このイベントの醍醐味である。

アフターレース・グリッドパーティーでレースの余韻を楽しもう！

決勝レース終了後に開催されるアフターレース・グリッドパーティーは、日が暮れた後のホームストレートという空間で観客とドライバーたちが直接交流し、レースの興奮を共有することができる特別なパーティーである。

決勝レースTOP3ドライバートークショーや音楽ライブ、さらに協賛企業によるドリンクサービスなども用意されている。たとえば、ホッピーやスパークリング日本酒「SUPER FORMULA」などが提供され、キッチンカーも多数出店する予定だ。

アフターレース・グリッドパーティーは、7月に開催された富士大会の決勝レース後に初めて実施され、800名分のチケットが即完売するほどの人気ぶり。

なんとその発案者はスーパーフォーミュラ参戦チームであるVERTEX PARTNERS CERUMO・INGING所属ドライバーの大湯都史樹選手だったそう。
提案に至ったきっかけや実施の狙いについて大湯選手に聞いてみた。

「僕自身モータースポーツを盛り上げるという気持ちがあり、イベントの企画や動画配信などをしていますが、今回のアフターグリットパーティーはその中の１つのアイディアとして運営側に提案し実現しました。

サーキットに足を運ぶことのハードルは高いですが、サーキットは広く使えますし、音の制限や環境を利用していろいろなことができるため、活用次第では無限の可能性があると個人的に考えています。

サーキットで何かしらのイベントが行なわれることで、そのイベントを見たい人がサーキットに来て、ついでにレースを見て、少しでもモータースポーツに興味を持ってもらえたら良いなと考えています。

10月の富士大会では、第二回アフターグリッドパーティーが第一回よりも、よりパワーアップして開催されます。僕自身もレースはもちろんですが、ファンの人たちがレースウィークを楽しめるような取り組みを今後も続けていきます。」

スペシャルコンテンツも見逃せない

10月12日（土）のピットウォーク後には、JRP取締役会長である近藤真彦氏が開発車両「Red Tiger SF23」によるデモランを披露し、会場を盛り上げる予定である。さらに、13日（日）の決勝レース後には、「SUPER FORMULA 大運動会」の結果発表が行われ、勝利した陣営とともにその栄光を分かち合うことができる。