スリップノットのコリィ・テイラー、リンプ・ビズキットやMGKなどとのビーフをランク付け

スリップノットのコリィ・テイラー、リンプ・ビズキットやMGKなどとのビーフをランク付け

 スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーとパーカッションのショーン・“クラウン”・クラハンが、現地時間2024年10月1日に公開された『Hot Ones Versus』の最新エピソードで競い合った。

 この番組では、激辛フライドチキンを食べたくなければ、用意された質問に正直に答えたり、クイズに正解しなければならない。2人のミュージシャンはお馴染みの不気味なマスクを着用しながら対戦し、コリィはスパイスたっぷりのチキンを避けるために、ライバルのリンプ・ビズキット、MGK(旧マシン・ガン・ケリー)、ニッケルバックとの有名な3つの確執について語った。

 この3つをランク付けするならとの質問に対し彼は、「自分を見つめ直すために結構努力している時にこれが持ち上がってくるなんて面白いね」と言いつつ、「もし今の自分として答えるなら、俺が言ったことの多くは自分自身のエゴ、不安、傲慢さに基づいていると言うだろう。(ただ、)もしその醜いエゴで言うなら……一番上に、リンプ・ビスキットを置くだろう」と、2000年代の確執について語り始めた。「実は俺が嫌だと思っていたのはリンプ・ビスキットではなくて、フレッド(・ダースト)だった。バンドのことではなく、当時フレッドが象徴していたこと、言われていたこと、そしてバンドのメンバーが実際に俺たちについて色々と言っていたことについてだった」と彼は説明した。

 次に彼は、「MGKを真ん中に置く。ビーフ以前は彼に敬意を抱いていたし、彼の音楽も好きだった。彼とトラヴィス(・バーカー)が俺に参加を呼びかけた楽曲のせいで、エゴと創造性の面でぶつかり合った。彼と俺はとても似ているし、彼が(自分自身のことを)理解しようとしているといいなと思うよ。彼が辛い経験をしてきたことは知っている」と、2021年を通して言い合いをしていたMGKについて述べた。

 そしてコリィは2017年にニッケルバックのチャド・クルーガーと互いに罵り合っていたことを最後にランク付けした。「正直に言って、彼らは単なる音楽的な残響にすぎない。同じことの繰り返しだ」と彼は言いつつも、「彼ら(の楽曲で)好きなものもあるよ」と付け加えると、ショーンは鼻で笑った。

 また、このエピソードでショーンはマスクを被った他のミュージシャン(ダフト・パンク、グワァー、マシュメロ)の衣装を批判し、お気に入りの“ポップ界のプリンセス”はブリトニー・スピアーズだと明かした。彼女について「本物だ」、「彼女は伝説だ」などと彼は絶賛している。

 最後に彼らは、2000年に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で51位を獲得したバンドのデビュー・アルバム『スリップノット』の25周年を祝う即興のバースデー・パーティーを、ピニャータを豪快に破壊するなどして楽しんだ。このグループは9月に北米でのアニバサリー・ツアーを終えたばかりで、年内にラテンアメリカと欧州での公演を予定している。

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