任天堂が「パルワールド」の開発会社を提訴 パルワールド公式の「当社は東京を拠点とする小規模なインディーゲーム開発会社です」との声明にツッコミ殺到
9月19日午前8時30分、任天堂株式会社(企業広報・IR)のTwitter(X)アカウントは
[任天堂HP]ニュースリリース「株式会社ポケットペアに対する特許権侵害訴訟の提起について」を掲載しました。https://t.co/VmxFKYyV5g
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) September 18, 2024
[任天堂HP]ニュースリリース「株式会社ポケットペアに対する特許権侵害訴訟の提起について」を掲載しました。
https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2024/240919.html
とツイート。ゲーム「パルワールド」の開発・販売会社である株式会社ポケットペアに対し訴訟を提起したと発表を行った。
2024年1月19日に発売された、オープンワールドのゲーム「パルワールド」。当初より、SNS等では「ポケモン」との類似性が指摘されており、「任天堂はどうするのか」といった散見されていた。今回、提訴が行われるに至ったのだが、「著作権」ではなく「特許権」の侵害とのことである。
パルワールド公式が声明発表
「パルワールド/Palworld 公式」アカウントは、同日午後6時頃に
当社に対する訴訟の提起について
本日、当社に対して特許権の侵害に関する訴訟を提起した旨の発表が、任天堂株式会社及び株式会社ポケモンより行われました。…
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) September 19, 2024
当社に対する訴訟の提起について
本日、当社に対して特許権の侵害に関する訴訟を提起した旨の発表が、任天堂株式会社及び株式会社ポケモンより行われました。
現時点において、当社は訴状を受領しておらず、先方の主張や侵害したとする特許権の内容等について確認できておりません。これに伴い、パルワールドの運営及び提供においても、中断や変更の予定はございません。
訴状を受領次第、必要な対応を行ってまいります。
当社は東京を拠点とする小規模なインディーゲーム開発会社です。
私たちの目標は常に楽しいゲームを作り続けることです。この目標は今後も変わらず、多くのゲーマーの皆様に喜びを提供するために、ゲーム開発を続けます。
今回の訴訟により、ゲーム開発以外の問題に多くの時間を割かざるを得ない可能性がある状況は非常に残念ですが、ファンの皆様のため、そしてインディーゲーム開発者が自由な発想を妨げられ萎縮することがないよう、最善を尽くしてまいります。
プレイヤーの皆様及び関係者の皆様には大変なご心配・ご迷惑をおかけいたしますが、今後も『Palworld / パルワールド』をお楽しみいただくとともに、応援していただけますと幸いです。
https://www.pocketpair.jp/news/news16?lang=ja
とツイートを行った。
「小規模なインディーゲーム開発会社」にツッコミ殺到
声明の中の
「当社は東京を拠点とする小規模なインディーゲーム開発会社です」
という部分に関しては、
「ソニーミュージック、アニプレックスと組んでおいて『小規模なインディーゲーム開発会社』は無理がある』
といった声が散見された。
関連:
ソニーミュージック、アニプレックス、ポケットペアによるジョイントベンチャー設立
https://www.sme.co.jp/pressrelease/news/detail/NEWS001863.html
また、複数のインディーゲーム開発者から「一緒にしないで」といったような声があがるなどして、ツッコミが殺到しているようである。
※画像はTwitter(X)より
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
ウェブサイト: http://getnews.jp/archives/author/taka
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