『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』種﨑敦美インタビュー「プリキュアがくれた運命の出会い」

access_time create folderガジェ通 映画

2004年2⽉1⽇から「ふたりはプリキュア」のテレビ放送を開始して以来、⼦ども たちの“あこがれ”の姿として幅広く愛され続けている「プリキュア」シリーズ。20 周年を経て新たな未来へスタートを切った「わんだふるぷりきゅあ!」が、毎週⽇曜朝8時30分〜、ABCテレビ・テレビ朝⽇系列にて絶賛放送中です。 そんな最新TVシリーズの映画最新作、『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で⼤冒険!』 が大ヒット上映中です。

⼤⼈気ゲーム【ドキドキ♡タヌキングダム】で遊ぶため、こむぎ、いろは、ユキ、まゆ、⼤福、悟が集合! みんな仲良くゲームスタート!のはずが…あやしいタヌキがいるゲームの世界に吸い込まれちゃったみたい…。さらに⼤ピンチ︕こむぎは、いろはやみんなと離れ離れになっちゃった…︕︖「ずっとずっといろはの隣にいたいんだワン︕」⼤好きないろはに会うために、こむぎはいろんなゲーム対決に挑戦することに︕⼀体どうしてこんなことに…︖ゲームの世界に隠された秘密ってなに…︖⼿がかりはゲームをつくった少⼥・ナツキが握っていて̶。「ひろがるスカイプリキュア」と「魔法つかいプリキュア!」も⼤集合︕みんなの想いがひとつになった時、わんだふるな奇跡が巻き起こる︕︖

キュアフレンディ/犬飼いろはを演じる種﨑敦美さんに作品の魅力について、見どころについてお話を伺いました!

――犬飼いろは/キュアフレンディに決定した時のお気持ちを教えてください!

「プリキュアオールスターズF」でプーカを演じたばかりでしたので、受かったらとても嬉しいけどさすがに難しいだろうな…と思っていました。なので、決定したことを聞いた瞬間は喜びよりも戸惑いが若干勝っていた気がします。私は4人全員受けさせていただいていたこともあり、真顔で「は?え?(そんなことあるの?)どの役ですか???(私がこのタイミングで受かるなんてことあるの?)」みたいな、盆と正月一緒にきてない?運使い果たしてない?みたいな気持ちで。もちろん収録は毎回全力で臨んでいますが、おもちゃの収録をしていても、アフレコが始まっても、ずっとどこか「実感」がなくて。それもあってか、完成した1話を見た時は涙が止まらなくて……。イキイキと動いて喋ってるいろはちゃんが愛しくてたまらなくて、「わんだふるぷりきゅあ!」が一気に自分の中に満ちていった感覚があって。心を込めて、全力で演じきらなければってその時改めて思いました。

――ありがとうございます!犬飼いろは/キュアフレンディの魅力と、どの様に演じようと意識されたかを教えてください。

「生きとし生けるものたらし」と彼女のことを表現したことがあるのですが、まさにドンピシャな表現だったなと思っています。みんないろはちゃんのことが好きで、それ以上にいろはちゃんがみんなのことを大好きです。「みんな元気、みんな仲良し、それがわんだふる!」であることや「世界中の動物と友達になりたい」という夢をまっすぐに信じて、伝えて、行動している、本当に素敵な子です。明るく、元気で、勢いもありますが、ちゃんと相手のことを見て、機微にも気付ける優しい子でもあります。演じる際も、人も動物も分け隔てなく、その相手にしっかり目線を合わせて会話をしていけたらいいなと思っていました。

――演じていくうちに印象が変化していった部分はありますか?

心の真ん中の核となる部分の印象は全く変わっていません。でも最初の頃はエピソードの中で、元気で明るくて友達も多くて、スポーツも得意で助っ人に呼ばれたり…苦手なのは嘘をつくことくらい、というようなしっかり者な姿が多く描かれていたのですが、徐々に徐々に…ガルガルに対しての迷推理を見せたり、お料理があまり得意じゃなかったり、プリキュアらしからぬ?豊かな表情をしたりと、なかなかのポンコツみを見せてくれるようになりました(笑)悟くんが驚くほど頼りになるのと、犬組に比べると猫組の方がしっかりしているからなのかなとは思うのですが、その可愛らしいポンコツっぷりを見るたびにさらに愛しくなりますし、どうせなら振り切って演じたいなと思っています。

――シリーズ史上初の犬のプリキュアが登場ということで、大きな話題となっています!種﨑さんはどの様な反響を感じていますか?

分かってはいましたが「とにかくかわいい!!!」というのを周りの方からよく聞きます。こむぎもユキちゃんもメエメエも本当にずっとかわいいです。これまでも、プリキュアといえばキラキラかわいい憧れの存在ではあったと思うのですが、やはり動物の可愛らしさ、その破壊力は他の追随をゆるさないのだなぁと思います。だって本当にかわいいんですもん!自宅にあんなにも作品のグッズを並べているのも自分史上初めてのことです。だっていつでもこむぎを眺めていたいんですもん…!犬だってプリキュアになれる素晴らしい時代、こんなにもかわいい存在を生み出していただき感謝しかないです…!

――映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!』では犬飼いろは/キュアフレンディのどんな活躍を観ることが出来ますか?

映画でも相変わらずの、どんな状況でも相手に気持ちを向ける、いろはちゃんらしい優しさが見られると思います。こむぎといろは、ユキちゃんとまゆちゃん、大福ちゃんと悟くんをはじめ、他にも、誰かと誰かの絆の物語が見られる映画でもあるので、頑張るこむぎと、それを信じるいろはちゃんの絆にご注目いただけたらと思います!

――映画ならではの楽しみ方など、期待して欲しい部分を教えてください。

映画ならではというと、3Dの部分でしょうか。今回はまさかのゲームの世界に入ってしまうのですが、そのゲームの世界が全て3Dとなります!いろんなゲームがあって、見ながら自然と応援したくなる、本当に楽しい映像になっているのではないかと思います。こむぎとユキちゃんが犬猫の姿で二足歩行している姿が見られるのもきっと映画だけです(笑)あとは…みなさま待望の?あのキャラクターのあんな姿が見られたり!そして何より、こむぎの頑張りに期待していてください…!

――種﨑さんご自身はどんな動物がお好きですか?動物との思い出などがあれば教えてください。

子供の頃から猫が大大大好きです。実家でずっと飼っていましたし、上京して、猫を飼っても大丈夫な経済力がついてからは「せれぶ」という猫と一緒に暮らしています。毎日どんな瞬間もかわいくて、毎日大好きが増していくので、せれぶとの日々すべてが大切な思い出です。そんな中でも初めて会った時のことは特に忘れられません。抱っこした瞬間、私は運命のようなものを感じたのですが、せれぶも私にそれを感じてくれたのではないかな…というくらい「あなたを待ってた」じゃないですけど…「ニャーーー!」と何かを必死に伝えてくれている気がしました。自分がそう思いたいだけかもしれませんが!(笑)せれぶとおしゃべりしてみたい…鏡石どこかにないかな…。

――プリキュアが20周年ということで、多くの人々の思い出に残る作品・シーンがあると思います。種﨑さんはプリキュアの思い出がありますか?

残念ながら子供時代は全くプリキュアを通っていないので「プリキュアとの思い出」…とはちょっとズレるかもなのですが、これまで何度も受けてきたプリキュアのオーディションの中で素敵な出会いがありまして。その時のプリキュアのオーディションは掛け合いだったのですが、初対面だった相手役の方がオーディション後に「私あなたのお芝居好き…!」と、とっても素敵な笑顔で話しかけてくださって…!その時からずっと、今も、その方とはとっても仲良しです!二人ともその時のプリキュアにはご縁がなかったのですが、数年後、その方は「ヒーリングっど❤︎プリキュア」のペギタンとして、私もこうして、お互いプリキュアに携わることができました。武田華さん!あの運命の出会いは一生忘れません!

――とても素晴らしいエピソードをありがとうございます…!映画を楽しみにしている方へメッセージをお願いします!

いつもわんぷりを応援していただきありがとうございます!楽しくて可愛くて、最後には温かい絆を感じられる、とってもわんだふる〜!な映画になっていると思います!お友達で、親子で、ご家族で、頑張るこむぎたちのこといっぱい応援してもらえたら嬉しいです!公開まであとちょっと!楽しみに待っていてくださいね!

『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』大ヒット上映中

声の出演:長縄まりあ 種﨑敦美 松田颯水 上田麗奈
関根明良 加隈亜衣 村瀬歩 七瀬彩夏 古賀葵
高橋李依 堀江由衣 早見沙織 齋藤彩夏
寺島拓篤 立花慎之介

挿入歌:「大好きのキズナ」 歌:石井あみ・北川理恵 作詞:こだまさおり 作曲・編曲:馬瀬みさき
エンディング主題歌:「Happy≒Future」 歌:後本萌葉・吉武千颯 作詞:青木久美子 作曲・編曲:馬瀬みさき

原作:東堂いづみ 監督:宮原直樹 脚本:加藤陽一 
演出:村上貴之 音楽:深澤恵梨香 キャラクターデザイン:宮谷里沙 
美術監督:谷岡善王 色彩設計:横山さよ子 撮影監督:大島由貴・佐々木果南
CGディレクター:中沢大樹 音響監督:菅原三穂 

(C)2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会

  1. HOME
  2. ガジェ通
  3. 『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』種﨑敦美インタビュー「プリキュアがくれた運命の出会い」
access_time create folderガジェ通 映画

藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。