日産オーラで「森林浴」してみたら、ホントに「没入」できるクルマだった!
9月5日から7日の3日間、東京ミッドタウンの一角に、ドーム型の森林浴スポットが現れた。その名も「AURA FOREST DOME」。ドイツの森をイメージした空間で、「日産ノート オーラ(以下:オーラ)」の世界観を体験できるイベントだ。
「オーラ」といえば、日産の看板車種のひとつである「ノート」をベースに、2021年に誕生したプレミアムライン。日本で需要の高いコンパクトカーに上質さをまとわせることで、ありそうでなかった小さな高級車として人気を集めている。
今回のイベントでは、今年6月にマイナーチェンジをした「オーラ」の新色が登場。フォレストグリーンとスーパーブラックのツートンカラーは独特な高級感があり、ドーム内の森の中で存在感を放っていた。
「オーラは、自分だけの空間として浸れる車内空間であるというところが、多くのお客様に評価いただいております。そこで今回、浸れるオーラを体感いただくために、このイベントを企画しました」とは、日産自動車のチーフ・マーケティング・マネージャー村田直哉さん。
そう。今回の「AURA FOREST DOME」は「没入型リラクゼーション空間」ということだった。ドームと植栽だけで没入できるのかと半信半疑だったが、シートに腰を下ろし、ドアを閉めた瞬間、腑に落ちた。没入できるのはドームだからではなく、そもそもオーラの室内設計に秘密があったのだ。
まずなにより、遮音ガラスや吸音材が採用された車内がとても静かだ。村田さんも「静粛性にもかなりこだわって作っている」と話していたが、音が遮断されるだけでこんなにもプライベート感が増すものかと驚いた。
そこへ、日本で初めて採用されたというBOSEパーソナルプラスサウンドシステム(メーカーオプション)だ。ヘッドレストにもスピーカーが内蔵されているため、オーラの静粛性と相まって、抜群の臨場感が生まれていた。
▲BOSEのサウンドシステムは、パーソナルスペースコントロールにより音域の調整ができる。
そして身をゆだねるのは落ち着いた内装色のインテリア。木目調のフィニッシャーやツイード調織物のアームレストなど、細部にまで上質さが感じられ、なんとも居心地がよく、気分も上がる。音とインテリアで、「没入」できる空間が確かにそこにあった。
見た目のかっこ良さ、価格、ボディサイズ、搭載エンジン、燃費性能、安全装置……。クルマを選ぶとなれば、重視すべき点は枚挙に暇がない。どれも捨てられない要素だが、今回オーラを体験したことで、車内環境の重要性を再確認した。
一度体験したら、手放したくなくなるのが居住性なのかもしれない。
上質をまとったプレミアムコンパクトカー、オーラ。大型サイズからコンパクトカーに乗り換えるダウンサイザーにも、静粛性や乗り心地に満足できる一台なのではないだろうか。
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