バスに生えてきた謎のキノコを公開 / 京王バス「収穫済み」→野食ハンター茸本朗さんがキノコ名を特定

ちょっと信じられない出来事が発生した。なんと、バスの入口にキノコが生えてきたというのだ! キノコが生えてきたバスの運営会社・京王バスは「実りの秋」とツイートしつつ、そのキノコ画像をXで公開している。

バスにキノコが生えた! 本物らしい

あまりにも見事な「キノコっぷり」に、一部の人たちは「作り物ではないか」と思ったようだが、どうやらホンモノのキノコらしい。すでに収穫しており、バス運行の安全に支障はないという。

<京王バスのXツイート>

「実りの秋 ※収穫済み。安全に支障はございません(今)」

このキノコの正体を知りたい!

それにしても、いったいどんなキノコなのか? 野草やキノコに詳しくない素人だと「絶対毒キノコだろう」と思ってしまうビジュアル。このキノコの正体を知りたい!

この件に関して、最近『野草・山菜・きのこ図鑑』を出版した、野食ハンター・茸本朗さんは以下のようにコメントしている。

<茸本朗さんのXツイート>

「ミドリスギタケ(毒)ですね。木製のベンチなどから生えてるのをよく見かけるキノコ。接合部の木材(針葉樹系)から発生したんだろうか。みんな大好きオオワライタケの近縁種で、噛むとクソ苦いので中毒事故はほぼ無いと思われるのでご安心ください」


茸本朗さんがミドリスギタケと特定

茸本朗さんによると、バスに生えてきたキノコはミドリスギタケで、「木製のベンチなどから生えてるのをよく見かけるキノコ」だという。すごい! 画像を見て種類を判別できるとは!!

きのこらぼ「ミドリスギタケは有毒のきのこ」

HOKUTOの『きのこらぼ』によると、ミドリスギタケは「ミドリスギタケは有毒のきのこで、強い苦みがあるため似たきのこを見つけても絶対に食べないようにしてください!」とのこと。マジかー。気をつけよう。



※記事画像は京王バスのXツイートより引用

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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