サマラ・ジョイ、メジャー2作目のAL『ポートレイト』から先行シングルを配信

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サマラ・ジョイ、メジャー2作目のAL『ポートレイト』から先行シングルを配信

 サマラ・ジョイのメジャー2作目となるアルバム『ポートレイト』が2024年10月11日にヴァーヴ・レコーズからリリースされる。先行シングルとして、「ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム」が配信リリースされており、レコーディングの模様を収録したスタジオ・ビデオが公開となっている。

 今作は彼女がツアーで共にしてきたバンド・メンバーとレコーディング。トランペットのジェイソン・チャロス、トロンボーンのドノヴァン・オースティン、サックスのデヴィッド・メイソンとケンドリック・マカリスター、ピアノのコナー・ローラー、ベースのフェリックス・モースホルム、ドラムのエヴァン・シャーマンからなるオクテットとなる。

 また、【グラミー賞】を複数回受賞した経歴を持つベテランのトランペット奏者、ブライアン・リンチとサマラが共同でプロデュースした。アレンジの相乗的なアプローチと彼女がツアーバンドで築いてきた親密さを垣間見るソウルフルなサウンドを披露している。日本盤CDにはボーナス・トラックとして「スリー・リトル・ワーズ」が追加収録される。

 今作でのサマラは、卓越したボーカリストであることはもちろん、一つ一つの音、一つ一つの曲を作り上げる上でバンドへ貢献するコラボレーターとしての一面もみせており、このアンサンブルにおいて多面的な役割を持っている。サマラは、「私はバンドの中で5番目の声、5番目のホルンであると感じています。リスナーの皆さんにも私が“ミュージシャン”であることをわかってもらえるといいなと思います」と語っている。

 今作はジャズ界において最も神聖な場所の一つとされる、ヴァン・ゲルダー・スタジオにて各曲のテイクは2、3回という合理的なセッションで録音された。『ポートレイト』ではサマラの思慮深い歌詞をチャールス・ミンガスやサン・ラなどのエッセンスを融合させた新しいアレンジで彼女の作詞家としての才能を際立たせている。「ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム」、「オータム・ノクターン」等、鮮やかな解釈でアレンジしたスタンダードがラインナップされており、これらのトラックリストはジャズ・ボーカルのレパートリーがジャズの歴史に敬意を表しながらも、依然として新境地を開拓できることを証明している。

 サマラはポートレイトを通じて、ジャズの先人たちに豊かな音楽的遺産と多様な影響受けつつ、敬意を表している。このアルバムはサマラの成長とバンドの深い絆の証となり、サマラはバンドと共に今後も進化し続けることを願っている。

 今作についてサマラは、 「さまざまな流れが絶えず注ぎ込まれ、決して枯れることのないインスピレーションの泉。このプロジェクトと、私と一緒にこのプロジェクトを作り上げたミュージシャンたちのことを考えるとき、そんなことを思い浮かべます。7人のミュージシャン、7つの斬新な視点と音楽的背景、そのすべてが成長と素晴らしい音楽の探求のためにデザインされ、ひとつになりました。多くのものからインスピレーションを受けつつも、私たちの独自の音楽を創造するために、常にペンと精神を働かせました。このバンドのサウンドには、驚くほど深い音楽性と創造性が注ぎ込まれています。私は1年間かけて作り上げ、ツアーで何度も修正をしてようやく形になった今作、“ポートレイト”を発表できることを光栄に思います」と述べている。

◎リリース情報
アルバム『ポートレイト』
2024/10/11 RELEASE
UCCV-1204 3,080円(tax incl.)
https://Samara-Joy.lnk.to/PortraitPR

Photo: (c) AB + DM

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