Ken Yokoyama、新ALは90’sパンクの名曲をカヴァー
本コンセプトアルバムを思いついたのは2023年の夏頃。前作のアルバムを録りながら、「次はこういうものを作ろう」と横山は考えていた。80年代にパンク・バンドがリリースした初期パンクバンドのカバーアルバムを10代の頃に買って聴いた横山にとって、パンクの代表曲を一気に知ることができる「存在としてわかりやすく」、なおかつ「教科書的な側面も持つ」意義深い作品だったからだという。そうした過去の音楽体験を自分が今作ったとしたらどうなるか、という発想から今作はスタートしたという。選曲は主に横山と南が担当した。
また、現代は90年代に比べて国内のバンドが活況を呈しているが、情報過多や洋楽にリーチしにくい現状を踏まえると、「好きなバンドのルーツ」に触れるのが難しいのではないかと思い、今作がそういったもっと知りたいと思っている人のガイドブック的な役割を果たせればという本人の願いも込められている作品であり、これは長年にわたってシーンの先頭を突っ走ってきたKen Yokoyamaからのパンクロックに対する恩返しでもあるのだ。
本作品には、1万8千字に及ぶ横山健と南による書き下ろしのライナーノーツが付属しており、今作に対する思いや各楽曲の解説が書かれている。聴き応えのある音源とともに、このライナーノーツもぜひ読んでほしい。
今作品を引っ提げてのレコ初ツアーも決定している。
リリース情報
8.5th Album『The Golden Age Of Punk Rock』
発売日 2024年10月16日(水)
1.Soothing
Originaled by「 Satanic Surfers」
2.It’s A Fact
Originaled by「 Vandals」
3.Stickin’ In My Eye
Originaled by「 NOFX」
4.Too Late
Originaled by「Snuff」
5.International You Day
Originaled by「No Use For A Name」
6.I’m The One
Originaled by「Descendents」
7.All My Best Friends Are Metalheads
Originaled by「Less Than Jake」
8.You’ve Done Nothing
Originaled by「Face To Face」
9.Time To Grow Up
Originaled by「Bodyjar」
10.Roots Radical
Originaled by「Rancid」
11.Crazy
Originaled by「ALL」
12.All The Small Things
Originaled by「Blink-182」
13.Break The Glass
Originaled by「Suicide Machine」
14. 21st Century Digital Boy
Originaled by「Bad Religion」
15.Holiday
Originaled by「The Get Up Kids」
16.May16
Originaled by「Lagwagon」
ツアー情報
The Golden Age Of Punk Rock Tour
2024年10月21日(月)渋谷 CLUB QUATTRO
2024年10月29日(火)福岡 DRUM LOGOS
2024年10月30日(水)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
2024年11月1日(金)松山 WStudioRED
2024年11月7日(木)新潟 LOTS
2024年11月8日(金)仙台 RENSA
2024年11月15日(金)川崎 CLUB CITTA’
2024年11月19日(火)大阪 GOLLIRA HALL
2024年11月20日(水)名古屋 DIAMOND HALL
2024年12月1日(日)江の島 OPPA-LA
2024年12月6日(金)渋谷 Spotify O-EAST
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