大葉をそのまま食う

食生活が偏っているだけでなく、運動不足ということもあり、少しは食べ物に気を気を使おうと考え、野菜モリモリな「そうめん」ばかり食べていた。

ブロッコリースプラウト、みょうが、ねぎ、大葉をガッツリと大量に盛った、薬味たっぷりそうめん。これがけっこうウマイのだが……。

そうめんを茹でる時間すらないときもあり、最終的にいきついたのが「大葉をそのまま食べる」という手法。もうこれでいいやと。

食いさえすれば栄養になる。味と摂取は別問題と割り切って考え、大葉をそのまま食べることにしたのだが……。

これが実にウマイ。スーパーから買ってきた大葉を洗ってそのまま食べる。忙しすぎて洗わずに食べるときもあったが、基本、洗って食べる。

大葉は10枚くらい。それを一気に食べる。それが実にイイのだ。大葉単体で満足できるウマさを得られる。

最初から最後まで、ナチュラルな大葉の爽やかさを感じられる。最初のひとくちは「ギュン!」とくる。大葉のビター感が。でも「爽やか由来のビター」なので苦じゃあない。むしろウマイ。ずっとこの爽やかさの中に浸っていたい。

食った直後に水やお茶を飲むと、なんだかミント水みたいな味になって嬉しい。お得な気分。

かなりワイルドな食べ方なので、オススメはしないが……。大葉は良い。いろいろと良い。自分なりに好きな食べ方で大葉を食え! いいぞ。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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