新潟県の老舗文具店「滝沢印刷」が創業88周年記念萬年筆「紺忠」を限定200本発売

2024/08/02 12:00 ストレートプレス生活・趣味

新潟県下に文具専門店を6店舗展開する滝沢印刷は、創業88周年を記念して、創業88周年記念萬年筆「紺忠(こんちゅう)」限定200本を8月8日(木)に発売。7月27日(土)より各店舗と公式オンラインショップにて予約を受付中だ。

十日町に誕生した老舗文具店

滝沢印刷・創業者の滝沢忠太郎(たきざわちゅうたろう)氏は、着物の町「十日町」にある文久年間創業の藍染問屋「紺吉(こんきち)」で働いていた。友人からは「紺吉」の“紺”と「忠太郎」の“忠”の字をとって「紺忠(こんちゅう)さん」と親しみを込めて呼ばれていた。しかし、忠太郎氏は、88年前の1936年8月1日に新潟県十日町に、全く畑違いの印刷・文具販売業にのりだし、滝沢印刷を創業した。

創業以来、印刷・文具・OA事務機とオフィス業務に関することは、ワンストップで何でも応えられることを特徴に、3つの部門を連携させ、利用者の価値を最大化してきた。また、大型文具専門店「文具館タキザワ」を新潟県内に6店舗構えており、文具の面白さを体感できるワクワクするお店を目指している。

創業地と創業者への想いの詰まった商品

今回、創業88周年に際し、創業者の忠太郎氏にちなみ、「紺忠」と名付けた記念万年筆と記念インクを発売する。本体もインクも藍染にちなみ、“紺色”をモチーフに作成。本体は、パイロットコーポレーションの名作萬年筆「CUSTOM HERITAGE 912」をベースに、滝沢印刷創業者へのオマージュを込めた深く優しい「紺色」の軸になっている。

ペン先は、10号14金を使用し、末広がりを意味する88周年オリジナルロゴマークを刻印。ケースは、着物の町である「十日町」の着物をリサイクルして制作している。創業地十日町と創業者への想いの詰まった商品だ。

全5種・限定200本を販売

滝沢印刷創業88周年記念萬年筆「紺忠」33,000円(税込)は、シリアルナンバー入り限定200本。字幅EF(極細)・F(細字)・FM(中細字)・M(中字)・B(太字)の全5種がラインアップしている。また、記念インクは8月31日(土)発売予定となっている。詳細は「紺忠」公式サイトにてチェックしてみて。