「頼むから何か食べてくれ」 “食べない”健康法にのめりこむ生徒たち ミア・ワシコウスカ主演のスリラー『クラブゼロ』予告編
ヘルシーで幸福度がアップする食事法は“食べないこと”? ミア・ワシコウスカ演じる教師の危うい教えと、それに心酔していく生徒たちを描くスリラー『クラブゼロ』が12月6日より公開。予告編が解禁された。また、監督からのコメントも併せてご紹介する。
名門校に招かれた栄養学の教師ノヴァク(ミア・ワシコウスカ)。彼女が生徒たちに教える「意識的な食事」という健康法は、身体にもメンタルにもよく、環境保護にもなるなどメリットだらけ。しかし、予告編でその実践風景を見るとなかなか異様なもののようだ。深呼吸をしながらほんのわずかな食事を口に運び、プレートにのせられた通常の量の食事はためらいなくゴミ箱に捨てられている。生徒たちは効果を実感し、ますますその健康法にのめり込んでいるようだが、大人たちは心配になり、「頼むから何か食べてくれ」と懇願する様子も。
監督は、“幸せをもたらす花”を描いたユニークなスリラー『リトル・ジョー』(2020年日本公開)も印象的なジェシカ・ハウスナー。先日、「オーストリア映画週間2024 [Our Very Eye 揺るぎなき視線]」での本作の上映のために来日した。
ジェシカ監督は、「今回日本に来ることができてとても嬉しいです。『クラブゼロ』をお披露目できましたし、大冒険のようだと感じています。皆さんが映画を楽しんでくれることを祈ってます。ブラックユーモアもある作品なので、全てを真に受けないように気を付けてください。ボナペティ!」とコメント。監督とともに来日した衣装デザイナーのターニャ・ハウスナーは「日本に来られたことをとても光栄に思います。初めての東京を心から楽しんでいます。皆さんが私たちの映画『クラブゼロ』を観に行ってくれたら嬉しいです。とても素敵な映画ですから」とコメントした。
『クラブゼロ』
12月6日(金)より全国ロードショー
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