ヒロスエと家族になれる? 本気を出した高知県の『高知家』会見で参加記者が狂喜乱舞
「高知県は、ひとつの大家族やき。高知家(こうちけ)ながよ」――女優の広末涼子さんが高知県の新しいスローガンを発表する記者会見“風”の動画が公開されました。“高知県はひとつの家族”というコンセプトを広末さんがプレゼンした後、会見は質疑応答から徐々におかしな空気に。最後には参加した記者たちが狂喜乱舞するのですが、いったい何があったのでしょうか。
『高知家』会見では高知県の尾﨑正直知事が「高知県の新しいスローガンを娘の涼子から発表させていただきます」と広末さんを紹介。知事の“娘”だったんですか……? 広末さんは『高知家』のスローガンを発表後、プレゼンの中で高知県の人は「お互いを家族みたいに思うちゅう」「75万人全員がひとつの大家族やと思うちゅう、珍しい県だがよ」とコンセプトを説明。なるほど、だから知事を含む高知家全員の娘だったんですね。さらに、「うちは、高知県に縁のあるすべての人、みんなぁを、高知家の家族やと思うてます」とコメントします。
続く質疑応答で、ある記者が「私、高知県出身ながですが」と打ち明けると、広末さんが笑顔で「お父ちゃん」と呼びかけて回答。周りの記者も「おお~」とどよめきます。ここから会見はおかしな空気に。続いてちょっと高齢の記者が「私も同じ高知県で生まれ育ったんがじゃき」と言うと広末さんは「おじいちゃん」と笑顔。
続々と手が上がる会場の中には、魚の頭が人間化した異様なキャラクターの姿も。これに広末さんは「カツオ人間兄ちゃん」と呼びかけます。
「私の妹のダンナのいとこが、高知出身なんですが」という記者も現れる始末。これには会場も一瞬沈黙し、「遠いな」とみな首をかしげています。広末さんの回答は……「お兄ちゃん」。
どよめきが起こり、席を立って喜び合う記者たち。会場にはなぜか紙ふぶきが舞い、記者たちは踊りだすというお祭り状態に。みんな広末さんと家族になれてよかったね!
この会見動画はカウントダウンサイト( http://www.honkidasimasu.jp/ )で「高知県は、本気出します」と告知されていたもの。高知県の本気は2013年度の高知県PR『高知家』キャンペーンだったのです。
現在動画は『高知家』ウェブサイトで公開中。こちらは高知県の名産品情報、観光情報、高知県への移住を支援するウェブサイト『高知でくらす。』にリンクしているほか、高知に移住して生活している『高知家』の家族が紹介されています。今後もここから高知の情報が発信されていくので、興味を持った人やヒロスエの家族になりたい人はチェック!
高知家
http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/
高知県の「高知家」発表MOVIE(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=X3atLCNtus8
ちなみに動画にも登場した魚頭のキャラクター、“カツオ人間”は、高知県地産外商公社特命課長でもある高知県のキャラクター。スパっと切断されたカツオの後頭部からのぞく赤身が特徴なんだとか……後ろから見たくないですね。そのキモカワいさで人気を集め、『Facebookページ』では1万6000人以上の「いいね!」を獲得しています。
カツオ人間(Facebookページ)
https://www.facebook.com/katsuo.ningen[リンク]
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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