マレン・モリス、バイセクシュアルであることをカミングアウト

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マレン・モリス、バイセクシュアルであることをカミングアウト

 シンガー・ソングライターのマレン・モリスは、LGBTQ+コミュニティのアライ以上の存在であることをファンに知らせる準備ができたようだ。

 プライド月間真っ只中の現地時間2024年6月9日、マレンはインスタグラム投稿を通じて、バイセクシャルであることをカミングアウトした。前日6月8日に米フェニックスで行ったライブの一連の写真を投稿したマレンは「LGBTQ+のBであることに幸せを感じています。ハッピー・プライド」とファンと共有した。これらの写真には、【RSVPリダックス・ツアー】の一環として、ステージでパフォーマンスするマレンの姿が写っており、そのうち2枚の写真で彼女は小さなプライド・フラッグを振っている。

 投稿のコメント欄では、多くのアーティストが彼女のカミングアウトを祝福した。オルタナティブ・インディーズ・アーティストのヘザー・メイは、「泣いてる!嬉しいです!ハッピー・プライド、ベイビー」と書き込み、シンガー・ソングライターのアリソン・ポンティエは、マレンがキャリアを通して示した模範に感謝し、「ハッピー・プライド!!!!!インスピレーションでいてくれてありがとう。今回のプライド(月間)はさらに特別ですね」と述べた。

 マレンは、カントリー・スターのジェイソン・アルディーンの妻ブリタニーがトランスフォビア的な発言をしたことを批判したり、カントリー・ミュージック界からの扱いついてドラァグのコミュニティに謝罪したりと、長年LGBTQ+にまつわる率直な発言をしてきた。2023年に米ビルボードのプライド特集号の表紙を飾った際、彼女は4人のドラァグ・スターと対談し、LGBTQ+の権利を制限する法案提出が相次いでいることについて語っていた。

 彼女はさらに、音楽業界、特にカントリー界における包括性の重要性についてのエッセイも執筆していた。「カントリー・ミュージック業界におけるLGBTQへの扱いはひどいもので、(業界においてLGBTQを)代表する存在はほとんどいません」と彼女は当時述べ、「実質、業界を去るまでカミングアウトすることができなかったタイ・ハーンドンのような人々もいます。けれど進歩はしています。 私の最も親しい友人の一人であるT.J.オズボーンは、数年前にカミングアウトしましたが、“そう、(LGBTQで)いいんだ”という感じですし、彼のことを大勢の人々がサポートしました」と語っていた。

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