「勇者ヒンメルならそうした」とコメントし話題 / 台湾の電車内で刃物片手に暴れる犯人を取り押さえた男性
5月21日、台湾の台中市の鉄道台中メトロ(MRT)車内で、刃物片手に暴れる男が乗客にケガを負わせる事件が発生しました。
先月、台中メトロ車内で男が刃物を振り回す事件が起き、居合わせた乗客らが犯人を取り押さえましたフォーカス台湾台中メトロの車内 男が刃物振り回す 乗客2人けがhttps://t.co/vwQPc6zzDD台湾のニュース中捷纏鬥1分鐘「度秒如年」 長髮哥的勇氣來自動畫「芙莉蓮」https://t.co/jz3FgsdB9j— Taiwan in Japan 台北駐日経済文化代表処 (@Taiwan_in_Japan) June 5, 2024
https://x.com/Taiwan_in_Japan/status/1798245527202734410
容疑者は別の乗客数名に取り押さえられ、現行犯逮捕されたということです。
(続)その乗客のうち、ある男性は昨日の表彰式で刃物男ともみ合っていた時のことについて「怖かったけど、“勇者ヒンメルならそうした”」とコメントし(※彼は日本の漫画「葬送のフリーレン」のファン)台湾のネットで「宅宅(オタク)の光だ」「ありがとう台中のヒンメル」と話題になりました https://t.co/wI9PQvhAh7— Taiwan in Japan 台北駐日経済文化代表処 (@Taiwan_in_Japan) June 5, 2024
https://x.com/Taiwan_in_Japan/status/1798245984495153227
顔に傷を負いながらも犯人を取り押さえた男性の一人は、現地メディアのインタビューに対し「怖かったけど、勇者ヒンメルならそうした」とコメントし、台湾の日本アニメファンの間で話題となったようです(ヒンメルとは『葬送のフリーレン』のキャラクターの名前)。
中捷英雄+宅宅之光?長髮哥提勇氣來自《葬送的芙莉蓮》紅到日本去(YouTube)
https://youtu.be/oV0O7F4uYiw
台湾メディアに「長髪のお兄さん(長髮哥)」と呼ばれることになった日本アニメファンの男性は「ヒーロー(英雄)」としてニュース番組で紹介されまくることになりました。
台湾のアニメファンやニュース番組の視聴者からは次のような声が寄せられています。
・ヒンメルの生まれ変わり
・台湾メディアの記者が『葬送のフリーレン』を観たことがないのは明らか
・本物のヒーロー
・ありがとう!
・英雄は時代を作り、時代は英雄を作る
・これで台湾人のACG文化(Anime、Comic、Game文化のこと)に対する見方もポジティブになるかな
・ヒーローってやっぱりハンサムなのね
・あなたはアニメの中ではなく現実世界での主人公です
・勇者ヒンメルの死から2000年後
・真のアニメ魂を持った人
・台湾は漫画やオタクへの偏見を今すぐやめるべき
・ヒンメル、世界は変わったよ
・このお兄さんは日本でも話題になっているらしい
※画像:YouTubeより引用
https://www.youtube.com/watch?v=oV0O7F4uYiw
※ソース:
https://www.cnn.co.jp/world/35219174.html
https://japan.focustaiwan.tw/society/202405210002
(執筆者: 6PAC)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。