ドラクエ開発者がテスト版の主人公とスライム画像を公開! デザイナー「個人的にボツバージョンは好きだった」
ドラゴンクエストの日といえば、5月27日だ。もはや国民的ゲームといっても過言ではないドラゴンクエストシリーズ。X(旧Twitter)やFacebookなどでは、ドラゴンクエストの日を祝って多くの人たちがゲームに関連するコメントを投稿している。
ドラクエ好きなら感動するほど喜ぶに違いない!
もしあなたがドラゴンクエストファンならば、この画像を見たら、きっと感動するほど喜ぶに違いない。ドラゴンクエストシリーズの開発者でありデザイナーの「くりからはづき」さんが、スーパーファミコン版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(DQV)のテスト版画像を公開し、注目されているのである。
<くりからはづきさんのXツイート>
「以前お見せした、ドラクエVのテスト版の主人公(仮表示用)とボツ版スライムを並べると、ここまでサイズに違いが出る。下段がオリジナルとなるが、やはりしっくりくるのは断然こちらの方だ。※画像は当時のサイズを再現した物であり実際のデータとは異なるのであしからず」
「飽く迄一つの方向性としての試作であり、ここから様々なパターンが導かれるという意味では必要な工程。スライムはどちらも私が描いた物だが、個人的にボツバージョンは好きだった。しかし、キャラの対比を楽しませるより、シンボライズとしての意味合いを優先する方が大切と判断し製品版に落ち着いた」
以前お見せした、ドラクエⅤのテスト版の主人公(仮表示用)とボツ版スライムを並べると、ここまでサイズに違いが出る。下段がオリジナルとなるが、やはりしっくりくるのは断然こちらの方だ。※画像は当時のサイズを再現した物であり実際のデータとは異なるのであしからず。#ドラクエの日 #ドラクエ5 pic.twitter.com/7n0LNsQ07I
— くりからはづき (@Hazuki_Kurikara) May 26, 2024
飽く迄一つの方向性としての試作であり、ここから様々なパターンが導かれるという意味では必要な工程。スライムはどちらも私が描いた物だが、個人的にボツバージョンは好きだった。しかし、キャラの対比を楽しませるより、シンボライズとしての意味合いを優先する方が大切と判断し製品版に落ち着いた。
— くりからはづき (@Hazuki_Kurikara) May 26, 2024
テスト版の主人公はとても現代的なドット絵!?
DQVのテスト版の主人公とボツとなったスライム。テスト版の主人公はとても現代的なドット絵で、奥行きを感じられるものとなっている。採用版と比べてみると、等身も高めのような気がする。
開発秘話を知ることができるのは嬉しい
あくまでテスト版のグラフィックなので、私たちがプレイできるキャラクターではないものの、こうして開発秘話を知ることができるのは嬉しいかぎり。またDQVをプレイしたくなった人は多いのではないだろうか。
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より引用
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。