「人も場所も何もかも怖い」 ワーホリでの悪夢のようなハラスメントを描くスリラー『ロイヤルホテル』予告編[ホラー通信]
パワハラ、セクハラ、怒涛のハラスメント。
ドキュメンタリー映画にもなった実在するパブをモデルに、二人の女性がワーキング・ホリデーで体験する悪夢を描くスリラー『ロイヤルホテル』が7月26日より公開。予告編が解禁された。
予告編は、主人公のハンナとリブが、旅先のオーストラリアで仕事を紹介してもらう場面から始まる。就業先のパブ「ロイヤルホテル」は荒野にたたずんでおり、なかなかパンチの効いた寂れっぷりだ。そこでの仕事は、その印象を遥かに上回る衝撃的なものだった。仕事を教える中でナチュラルに差別用語が飛び出す店主ビリー。常連客は女も男も彼女たちに向かってセクハラを言い放ち、それを注意すると脅される。「人も場所も何もかも怖い」――しかし、バスがほとんど来ないため、逃げ出すこともできない。閉鎖的な場所で、彼女たちの精神は追い詰められていく……。
ハンナ役に、ホラー映画『肉』のジュリア・ガーナー。リブ役は『ゲーム・オブ・スローンズ』『アンダーウォーター』のジェシカ・ヘンウィック。店主ビリーをヒューゴ・ウィーウィングが演じる。監督は、職場でのハラスメント問題を題材にした『アシスタント』(19)を手掛けたキティ・グリーン。主演のジュリア・ガーナーとは同作に続いてのタッグとなる。
併せて場面写真が解禁。ロイヤルホテルでの彼女たちや店主の姿を切り取っているが、中には、不気味な笑みを浮かべる男の前でハンナが斧を手にしているものも。死人が出るのかな……。
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『ロイヤルホテル』
7月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
© 2022 Hanna and Liv Holdings Pty. Ltd., Screen Australia, and Create NSW HP: https://unpfilm.com/royalhotel
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