「明治おいしい牛乳」出前授業で紙パックリサイクルを学んだ上級生が新1年生へリサイクルのバトンを繋ぐ様子をWEB動画で公開

「明治おいしい牛乳」出前授業で紙パックリサイクルを学んだ上級生が新1年生へリサイクルのバトンを繋ぐ様子をWEB動画で公開

株式会社 明治の「明治おいしい牛乳」は、「明治おいしい牛乳 モーモーリサイクルラボ」プロジェクトとして、紙パックのリサイクル率向上を目指し、紙パックリサイクルの過程を「講義」や「実践」で学ぶ出前授業を、2023年9月25日(月)、千葉県我孫子市立布佐小学校の4・5年生を対象に行なった。そして新年度を迎え、新5・6年生から新1年生へ紙パックリサイクルの方法を伝えるワークショップ、および紙パック再生紙糸で作られた「ランチマット」の贈呈会を実施。この様子を収めたWEB動画『みて・つくって・おくる!あたらしいリサイクルの教室(後篇)』を5月20日(月)より公式サイトにて公開している。

日本国内における飲料用紙パックの回収率は約30%と、ペットボトルの回収率94.0%に大きく後れをとっている※1。「明治おいしい牛乳」では、この現実を踏まえこれまで紙パックのリサイクル普及率向上を目指す取り組みを実施してきた。この取り組みをさらに強化・継続すべく、「明治おいしい牛乳 モーモーリサイクルラボ(MORE& MORE RECYCLE LAB)」としてプロジェクト化され、その一環として我孫子市立布佐小学校にて紙パックリサイクルを体験する出前授業を実施した※2。

そして今回、新年度を迎えリサイクルを広めるリーダーとなった新5・6年生の彼らがリサイクルの方法を新1年生に教えるイベントを開催。紙パックリサイクルに取り組んだ1年生には紙パックからできた紙糸で作られた「ランチマット」が贈呈された。5・6年生の代表児童からは、昨年の紙パックリサイクルの授業を踏まえ「牛乳パックはリサイクル出来て、普段私たちが使うものに生まれ変わることに驚きました」や「家では、紙パックを集めてリサイクルしています」などの発表があり、紙パックリサイクルに対する意識の高まりと同時に“継続”していくことの大切さを伝えた。

動画には、高学年のお兄さん・お姉さんから贈られた紙パック再生紙糸で作られた「ランチマット」を、1年生たちが早速当日の給食の時間に使い、手触りを楽しむ姿やランチマットに描かれた牛を探す様子が収められている。
※1:リサイクル普及率…全国牛乳容器環境協議会HP、PETボトルリサイクル推進協議会HPより。普及率は紙パック・ペットボトルともに2021年度実績。https://www.yokankyo.jp/recycle/recycle.html
※2:出前授業の様子は、動画:明治おいしい牛乳「みて・つくって・おくる!あたらしいリサイクルの教室(前篇)」にて公開。
URL:https://youtu.be/F2Vsrfu4K5k

イベントを振り返り、布佐小学校校長の小林道治先生は「SDGsが叫ばれている世の中で、今日の授業をやっていただき、本当に子どもたちにとってはとても役に立つ授業だったと私自身思っています」とコメント。紙パック再生糸を開発/販売する株式会社島精機製作所 岩崎伸哉氏は、「“リサイクルしなきゃな”とか、“この製品、実は牛乳パックからできているんだよ”という声が普段生活する中で聞こえるように、まずは取り組んでいきたいなと思っています」と発言。紙パックリサイクルの繊維を使用したユニフォームなどを手掛ける株式会社ダイイチ 柳下元紀氏は「この製品を通じて、より身近にリサイクルを感じてもらえたと思っております。今後も継続してこの取り組みを行ってもらえたら嬉しいです」と述べた。株式会社 明治 井上健吾氏は「生活者の方に近い、明治おいしい牛乳という商品を題材とすることで、自分から遠い知識としてリサイクルに取り組むのではなくて、思い出や記憶に残る生活に紐づいた体験をしてもらいたいと思い、この施策に取り組みました」と体験型の出前授業の意義を述べた。

布佐小学校の保護者からのアンケート結果(一部抜粋)では、「(リサイクルの)マークをよく見るようになり、色々な物がリサイクルできること、リサイクルされたものを見つけてすごいと言っていた。分別なども気にするようになった」、「明治の製品を見ると自分が受けた授業を思い出していた」「テレビでSDGsなどが出てくると、学校でリサイクルの授業を受けたことを再度教えてくる」などという回答があった。また、「このような授業や取り組みについてどう思うか(複数回答)」には、「今後も続けてほしい」59%、「このような活動が広がってほしい」44%、「家族で参加してみたい」13%、「特になし」0%、「その他」13%という結果で、「実際に聞いて見て体験できることは本当に素敵だと思う」、「これからもぜひ続けて頂きたい」「工作に使ったり油をすてるのに使ったりしてリサイクルに回すのが少なく、子どもにはあまりリサイクルが身近じゃないかもしれない。(紙パックに関して)続けて頂いたらより身近になる、勉強になると思う」という意見が挙がった。

■ドキュメンタリーWEB動画『みて・つくって・おくる!あたらしいリサイクルの教室(後篇)』概要
タイトル:明治おいしい牛乳『みて・つくって・おくる!あたらしいリサイクルの教室(後篇)』
公開日:2024年5月20日(月)
出演:千葉県我孫子市立布佐小学校1・5・6年生の皆さん
校長 小林道治先生
6年生担任 佐藤大地先生
株式会社島精機製作所 岩崎伸哉氏
株式会社ダイイチ 柳下元紀氏
株式会社 明治 井上健吾氏
背景(目的):動画として学校外・社外に発信していくことで、授業を受けた児童だけでなく、より多くの人に紙パックリサイクルに興味を持ってもらうことが狙い。
動画コンセプト:昨年の授業では教わる側だった5・6年生が、ワークショップやプレゼント贈呈会を通じて、リサイクルのバトンを1年生につなげていく様子を伝える動画となっている。
動画URL:公式サイト:https://www.meijioishiigyunyu.com/#recycling_classroom_2
公式YouTube:https://youtu.be/5hDFIwMSLxA

■『ランチマット』贈呈会 概要
実施日:2024年4月24日(水)
場所:千葉県我孫子市立布佐小学校
背景(目的):次世代を担う子どもたちへの教育活動を通じて、長期的に紙パックリサイクル普及率向上を目指す。
取り組み内容:2023年9月に、紙パックリサイクルの過程を「講義」と「実践」で学ぶ出前授業を受けた、当時4・5年生だった児童たちが、「紙パックリサイクル」を継承し継続的な取り組みとして築き上げていくため、1年生へ紙パックリサイクルの方法を伝えるワークショップを実施し、紙パック再生紙糸から作られた 「ランチマット」を、1年生へ贈呈した。
贈呈品:リサイクルグッズのランチマット
贈呈数:34枚
仕様:56cm×40cm
協力:株式会社ダイイチ、株式会社島精機製作所

■「明治おいしい牛乳 モーモーリサイクルラボ(MORE & MORE RECYCLE LAB)」概要
プロジェクト名 :「明治おいしい牛乳 モーモーリサイクルラボ(MORE & MORE RECYCLE LAB)」
プロジェクト発表日 :2023年11月1日(水)
背景(目的) :紙パックのリサイクル率は約30%と、ペットボトルの回収率94.0%に比べて大幅に低くなっている。(2021年度)そのような社会背景に対し、紙パックを使った製品を提供している企業・ブランドとして、紙パックリサイクルの普及率向上をリードし、持続可能な社会実現に向け貢献することを目指す。生活者に気づきや楽しさを提供し、リサイクルに自然と取り組みたくなるようなコンテンツを発信していく。

昨年、紙パックリサイクルの体験授業を通してリサイクルの意識や関心を高めた上級生。今度は教える立場となり新1年生にワークショップを行うことで、リサイクルの重要性だけでなく楽しさや喜びも伝えている。この感情体験こそが子どもたちのリサイクル意識の継続に繋がっていくのだろう。

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