うまかった名店カップ麺を実店舗でも食う|石神井公園「麺処井の庄」の辛辛魚らーめん

access_time create folderグルメ

最近はラーメンの名店が監修したカップ麺がたくさん発売されています。しかもどれも美味しさの偏差値が高め。知らなかった店のカップ麺を食べて感動し、その店に行きたくなっちゃうことも少なくありません。いや、行きたくなっちゃうというか、むしろ行きたい。じゃあ行けばいいじゃねえか。

ってことで、うまかった名店カップ麺の実店舗に行き、モデルになったラーメンを実際に食べてみるというシリーズを始めます。

第1回:石神井公園「麺処井の庄」の辛辛魚らーめん

記念すべき第1回は激辛カップ麺の代表格「辛辛魚らーめん」(寿がきや)の監修をしている西武池袋線石神井公園駅の「麺処井の庄」に行ってみることにしました。

寿がきやの「辛辛魚らーめん」は毎年ちょっとずつバージョンアップして発売されることもあって、激辛ファンからの熱烈な支持を集めているカップ麺。生半可な気持ちじゃ食べられないほどに辛いです。

でも真っ赤で暴力的なスープの中には、しっかりと豚と魚の息吹を感じられるんですよね。スープに厚みと旨味をもたらす豚骨と魚介だし。寿がきや独特のもっちりとした麺も相性がよく、刺激の波を超えた先にはヤミツキになる魅力がある一杯なのです。

これを店で食べるとどうなんでしょ。

辛辛魚らーめんの販売価格は1050円。ほかには辛辛魚つけめんや辛辛魚まぜそばのほか、辛くない中華そば、担々麺などもありました。これなら辛いラーメンが苦手な人も連れていけるから安心だ。

これが本物の「辛辛魚らーめん」だ

食券を店員さんに渡してカウンターに座っていると、程なくして本物の「辛辛魚らーめん」のお出まし。おお~うまそう! そしてやっぱり辛そう!

スープの赤み自体はカップ麺のほうが強烈な気がするけど、ドロッとした濃厚さは明らかに本家のほうが数段上。しかも中心部にこんもりと盛られた“辛魚粉”の存在感たるや!

こいつはカップ麺以上に覚悟して食べないと死あるのみ。思いっきり麺をすするなんて言語道断。細心の注意を払いながら、いただきまーす!!

するとどうでしょう。その辛味はカップ麺以上に生々しく、鋭さも秘めているのですが、それ以上に存在感があるのは極太でもっちりとした麺と豚骨の濃厚さ

辛さを濃厚な豚骨のまろやかさで優しく包み込みつつ、麺にスープをどっぷりと絡ませてくれます。辛魚粉も辛いだけでなく魚介の風味と香りをクッキリと際立たせていてウマい!!

もちろん食べ進めていくうちに汗が滝のようにしたたってくるほどに辛いし、麺を勢いよくすすろうものなら全力でむせ返ること必至なレベルなんだけど、印象はどちらかというと激辛ラーメンというよりも濃厚豚骨魚介ラーメン。そのくらい豚骨と魚介のスープが濃密でいい味してました。この濃さはさすがにカップ麺では出せない!

どデカくて分厚い豚バラチャーシューもすごいインパクトだったし、やっぱりカップ麺とは全然違いますね。納得させられたし、ただただ最高!

辛辛魚はカップ麺に限らず、冷凍食品やチルド麺、鍋スープなど幅広く展開しているので、何らかをきっかけに味に触れたことがある人は多いはず。好きになった人ほどぜひ一度店に足を運んでみてほしいですな。

僕もまた辛辛魚らーめんを食べに行きたいし、ほかのメニューも食べてみたい。こりゃあ何度も行かなくちゃ。ごちそうさまでした~!

店舗情報

麺処 井の庄
東京都練馬区石神井町3-25-21 ライオンズマンションB1F

(執筆者: ノジーマ)

  1. HOME
  2. グルメ
  3. うまかった名店カップ麺を実店舗でも食う|石神井公園「麺処井の庄」の辛辛魚らーめん
access_time create folderグルメ
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。