【グルメ】台湾・台北に行ったら絶対に食ってほしい「路上メシなのにミシュラン掲載店」の焢肉飯! 一甲子餐飲

ほぼ屋台で、しかも歩道にテーブルがあるだけの食堂が、世界的グルメガイド『ミシュランガイド』に連続して掲載され続けていることをご存じだろうか。それは台湾の『一甲子餐飲』(台湾台北市萬華区康定路79号)。ここで食べる焢肉飯は極上なのだ。

歩道に設置されたテーブル席に座って食べる

焢肉飯とは何か? 簡単にいえば煮込んだ豚バラ肉をガッツリとライスに盛った料理。『一甲子餐飲』では、それを紙製の器に盛ってくれるので、歩道に設置されたテーブル席に座って食べる。

大行列でも大丈夫! 調理も回転もスムーズ

常に大行列ができているので、並ばずに食べる機会は少ないと思われるが、調理も回転もスムーズなので、思ったより待たずに食べられる。暑い季節はペットボトルで水分補給しながら並ぶ。

店員さんに「焢肉飯ください」と伝えるだけ

焢肉飯は屋台系のメシとしてはやや高めの値段設定で110台湾ドル(約500円)。自分の順番がきて店員さんに「焢肉飯ください」と伝えれば、ほぼ待たずに渡される。プレートに焢肉飯をのせてテーブル席に移動。とにかく人気店なので、基本的に相席となる。

とろけるからつまんだらすぐ食べる! おいしぃ!

焢肉飯の内容をチェック。肉、きゅうり、そしてコンニャク炒めっぽいモノ目視で確認。さっそく豚肉を箸でつまむ。おおおっ! めっちゃトロットロ! 箸でつまむだけで崩壊しそうなので、つまんだらすぐ食べる。おいしぃ! おいしぃぃ!

豚肉にライスが合うのなんの!

食べればほどよい塩分濃度の醤油と香ばしさ、そして豚肉特有の旨味と甘味がグワアアアアアアアアアアッ! と広がる。そして、そんな豚肉にライスが合うのなんの! 豚肉の肉汁と煮ダレがライスに浸透。豚肉を食べなくとも、エキスがシミシミのライスだけで極上。そこに豚肉がくわわれば神域ィ!

ガッツリと濃い旨味でトロトロ食感なのに、またく脂っぽさがないのもステキ。いや、もちろん豚肉の角煮としてのねっとり感はあるものの、角煮の良さだけが際立って「ダメな脂感」を感じないのである。うまい!

そして幸せが訪れる

うまい、うますぎる。ちなみに、このあたりにはうまい魯肉飯や鶏肉飯の飲食店がたくさんあるので、ライス少なめにしてもらい、食べ歩くのもアリである。

──< そして幸せが訪れる >──。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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