【ケチャップ味の天津飯を食べる会】中園亭の天津飯を食べる / 余計なことをしていない希少な天津飯

天津飯といえば、ケチャップ味の爽やかな酸味が楽しめる中華料理のひとつだ。キリッとしていながらも奥底に甘みのあるケチャップは、ふわっふわの玉子のおいしさを引き立てる名脇役。いや、ケチャップこそ天津飯の主役といっても過言ではない。

まっとうな天津飯が楽しめる『中園亭』

そんなケチャップ味のおいしい天津飯が食べられる店といえば『中園亭』(東京都千代田区有楽町2-8-4)だ。ここの天津飯は極めてシンプル。余計なことをしていない、まっとうな天津飯が楽しめる。

薄くケチャップ味の餡を塗って仕上げられている

天津飯の玉子は極めてふわっふわ。玉子は厚みも外縁も均一で、表面はツヤツヤ。そこにたっぷりと薄くケチャップ味の餡に覆われる形で仕上げられている。レンゲを天津飯に落とすと、柔らかい感触とともに玉子とライスをすくうことができる。そして食べてみると……。

極めて素朴でまっとうな天津飯の味

余計な味付けがされていない玉子のおいしさ、そしてケチャップのシンブルな酸味と甘味、そこに純白のライス。すべてがシンプル、シンプル、シンプル。シンプル同士の組み合わせは、極めて素朴でまっとうな天津飯の味。

最初から最後までケチャップと玉子の協演を楽しめる

完全にライスを包み込むほど大きな玉子。それゆえしっかりと食べ応えがあり、最初から最後までケチャップと玉子の協演を楽しむことができる。ここにお酢をかけてもウマさが高まるので、味変したい人にはオススメだ。

ときおり訪れるカニカマのおいしさ

ちなみに、食べ進めていると、実は密かにカニカマが含まれていることに気がつくはず。ときおり訪れるカニカマのおいしさは、天津飯のテイストを単調にさせない不変の方程式。ごちそうさま。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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