「ブルーアーカイブ The Animation」三浦千幸インタビュー アニメ版は「青春というゲームでのキーワードが本当にそのまま伝わってくる雰囲気です!」

NEXON Games&Yostarが贈るスマートフォン向けアプリゲーム「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」を原作としたTVアニメ、「ブルーアーカイブ The Animation」の放送がスタートしました。銃を手にした生徒たちが日常的な風景となっている巨大学園都市キヴォトスを舞台に、廃校の危機に瀕するアビドス高等学校の状況を打破するため、対策委員会の5人の生徒たちの奮闘と青春を描く。その中でメンバーの心の支え的な存在である十六夜ノノミ役の三浦千幸さんにブルアカの世界観の魅力について聞きました。

●前段階としてゲームもあったかと思いますが、最初に十六夜ノノミ役のオファーがあった時はいかがでしたか?

「どうしてこの役が!?」「わたしですか!?」という驚きが大きかったです(笑)。というのも、その時ちょうどふんわりおっとりした子よりは、かっこいい、クールな子を演じることが多かったので、自分でも意外だなと思ったんです。少年役も多かったので、「わたしでいいんですか!?」みたいな感じが、とても大きかったことを覚えています。

●その意外性の答えは、後で分かったのでしょうか?

運営の方とお話しする機会があった時に、わたしが出ていたとある作品の演技を観て、すごくいいと思ってお声がけいただいたとのことだったのですが、そのキャラクターがめずらしくおっとりとした感じの、すごく等身大の少女、女の子という感じの役柄だったので、それが影響したということが後々分かりました。

●今回のオファーでは、ご自身の表現の幅は広がったのでしょうか?

そうですね。本当に役柄的にも母性があり、みんなのことを精神的に支える包容力がある感じの子で、今までそういった役柄を演じることがなかったので。こういうお芝居もいいんだ、大丈夫なんだなって広がりを感じました。

●今回の作品、改めて物語の全体的な感想はいかがでしたか?

「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」はもともと透明感がある爽やかな作品だなと思っていたのですが、そのありのままを本当にアニメーションに詰め込まれている感じはしました。ゲーム好きな方が見てもあの雰囲気を感じてもらえそうですし、ゲームを知らない、アニメーションでブルーアーカイブを知った人も作品のことをよくわかってもらえそうな爽やかで透明感があると思いました。

銃火器と女子生徒という普段はミスマッチな組み合わせなのですが、青春というゲームでのキーワードが、本当にそのまま伝わってくる雰囲気だなって感じがしました。

●十六夜ノノミの役柄としては、今回変化はあるのでしょうか?

ディレクターさんは、「これまでゲームで演じてきたキャラクター像があると思うのですが、アニメはすごくテンポが速いので、ゲームとは違った感じを意識してもらえたらと、アニメーションでは新しい一面を見せていただけたらと思います」とおっしゃっていました。普段ゲームで聞いている人からしたらちょっと早いなと感じるかもしれませんが、またそれもアニメ―ションの見方なのかなって、自分で演じていてなるほどと思いました。

●戦闘シーンもありますので、さまざまな表現が必要になりますよね。

おっとりした子が戦闘シーンで声を張ったりするシーンでは、どこまでキャラクターの中で声を張るのか悩みますね。でも緊迫感は入れたいですし、気合いも入っているでしょうし。それをどこまで抱えても変わらずに伝えられるかなみたいなところはありました。

●今回の作品、収録が終わり、ご自身が受け取ったメッセージはありますか?

選択というワードが、いろいろなところに散りばめられていたなと感じました。これが正しい選択なのか、間違った選択をしてしまったのかなど、いろいろなフレーズの中に出てくるんですよね。先生という大人がひとりいて、生徒ばかりな環境だからこそ、何が正しくて正しくないのかということをみんなで悩みながら選択していくからだと思うんです。

●今日はありがとうございました。改めて放送を楽しみにしてる方に一言お願いします。

これまでのゲームをやっていた方は、また改めてアニメーションを観終わった後にゲームのストーリー追っていただけたら、意外な発見もあって楽しめるのではないかなと思いますし、今回のアニメーションでブルーアーカイブを知った方は、ぜひゲームも遊んでいただいて興味を持っていただいて、ゲームのストーリーも追っていただけたらさらに楽しんでいただけるのではないかなと思います。ぜひアニメーションも観て、ゲームもやっていただきたいと思います!

テレ東系列にて毎週日曜夜23:45放送中
BS11にて毎週月曜深夜24:00から放送中

© NEXON Games / アビドス商店街

(執筆者: ときたたかし)

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