ビジネス用語「アクセプト」とはどんな意味?どのような状況で使うの?アグリーやコンセンサスとの違いは?
受け入れることを英語で「アクセプト」と表現します。
これらはビジネスシーンなどでも頻繁に耳にする言葉です。
しかし、これらはどのような状況で使用するのでしょうか?
そこでここでは「アクセプト」という言葉について解説します。
併せて使用する状況なども説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
「アクセプト」とは
まずは「アクセプト」の意味について見ていきましょう。
「アクセプト」の意味
「アクセプト」は受け入れることを意味する言葉です。
これらは日常生活ではあまり耳にしないかもしれません。
ただ、昨今はビジネスシーンなどで使用されています。
特に口語というよりも文語として使用される言葉となります。
分野によっては論文などの学術的な書籍で使用されることも多いです。
由来は英語の”accept”
「アクセプト」は受け入れることを言う英語「accept」から来ています。
これらは自分の意志で受け入れることを意味する英語表現です。
しかし、実は自分の意志に反して受け入れることも意味します。
そのため、使用される場面は意外にも多岐にわたります。
「アクセプト」の用い方
ここからは「アクセプト」をどのように使用するのかについて見ていきましょう。
「アクセプト」を使う場面
「アクセプト」は何かを受け入れるような場面で使用されます。
その対象は物事も含まれますし、人物も含まれるのが特徴です。
事実「事情をアクセプトする」「他人をアクセプトする」のように使用されることが多いです。
これら「アクセプト」自体は名詞としても使用されるものの「アクセプトする」という動詞として使用されるのが一般的となります。
アクセプトの反対は「リジェクト」
「アクセプト」の反対語は「リジェクト」となります。
こちらも英語の「reject」から来た言葉となっています。
これらは受け入れないことを意味する表現として使用されることが多いです。
その際も「提案をリジェクトする」「助言をリジェクトする」のように使用します。
「アグリー」や「コンセンサス」と違いはある?
「アクセプト」には似たような言葉に「アグリー」や「コンセンサス」などがあります。
最後にそれら似たような言葉との違いについても見ていきましょう。
「アグリー」とは
「アクセプト」とよく似た表現に「アグリー」があります。
「アグリー」は主に同意すること、賛成することを意味します。
そのため、一見すると「アクセプト」とほぼ同義のように思えるでしょう。
しかし、これらは微妙にニュアンスが異なる言葉です。
「アクセプト」は自分の意志に関係なく受け入れることを言います。
対して「アグリー」は自分の意志に沿って受け入れることを言います。
このように微妙な違いかもしれませんが、両者は異なる言葉と言えるでしょう。
「コンセンサス」とは
「アクセプト」によく似た表現には「コンセンサス」もあります。
「コンセンサス」は主に意見が一致することを意味します。
そのため、こちらも「アクセプト」とほとんど同義のように思えるかもしれません。
ただ、これらもニュアンスは若干ながら違ってくる言葉です。
「アクセプト」は前述の通り、自分の意志が含まれていません。
対して「コンセンサス」は1つに意見がまとまることを言います。
その点はニュアンスも少しばかり変わってくると言えるのではないでしょうか。
まとめ
「アクセプト」は何かを受け入れることを意味する言葉です。
自分の意志に関係なく許容することを言う表現となります。
これらは英語から来た言葉でビジネスシーンでは耳にすることも多々あります。
そのため、日常会話ではあまり耳にしないものの覚えておけばいつか役立つかもしれません。
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