ひろゆきさんが日本の少子化に苦言 / ジェノサイドは民族根絶も意味する「日本のジェノサイドは誰がやってるのかな?」

インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆきさんが、NHKニュースの「去年の出生数 全国72万6000人で過去最少か 日本総研」と題し記事を引き合いに出し、「ジェノサイドは長期的に民族を根絶させる意味も含む」「日本のジェノサイドは誰がやってるのかな?」と苦言を呈している。

<国連広報センターによるジェノサイドの説明>

「ジェノサイド」の意味は? ジェノサイド条約の第2条によると、ジェノサイドとは、国民的、人種的、民族的または宗教的集団の全部または一部を破壊する意図をもって行われた、次の行為のいずれをも意味します。

(a) 集団構成員を殺すこと。
(b) 集団構成員に対して重大な肉体的または精神的な危害を加えること。
(c) 全部または一部に肉体の破壊をもたらすために意図された生活条件を集団に対して故意に課すること。
(d) 集団内における子どもの出生を防止することを意図した措置を課すること。
(e) 集団の子どもを他の集団に強制的に移すこと。

<ひろゆきさんのXツイート>

「ジェノサイドは大量虐殺と訳されますが、法律など社会を変えることで子孫を持てなくさせて、長期的に民族を根絶させる意味も含みます。中国がウイグルでやってることですね。2023年の日本の出生数は72万人で過去最少だそうですが、日本のジェノサイドは誰がやってるのかな?」

日本のジェノサイドは誰がやってるのだろうか?

ひろゆきさんが語っている「ジェノサイドは長期的に民族を根絶させる意味も含む」という部分は、国連が解説している「(d) 集団内における子どもの出生を防止することを意図した措置を課すること」に当てはまるように思える。

NHKニュースによると林官房長官は「少子化の進行は危機的な状況にあり、若年人口が急激に減少する2030年代に入るまでのこれからの6年程度が少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスで、対策は待ったなしの瀬戸際にある」と語っているらしいが……。日本のジェノサイドは誰がやってるのだろうか?



※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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